走行距離 35,925km
6月初めにベストカー編集部の小野さんから、「今度のGPC(ギョーカイポルシェクラブ)集会はFISCOでポルシェパレードです」という突然の連絡を頂いた。私は「ギョーカイ」関係者ではないのに、いつもお声がけいただいているので恐れ多いのだが。
次の次の日曜日、ということだからかなり急な話なのだが、私はもったいぶって「そんなに急に言われても…」と言うほど忙しくない引きこもり生活を送っていることもあって、速攻「是非参加します!」と返信。
しかしあまりの急な開催だった上、業界関係者は26日売りの雑誌の締め切りが迫っている人も多い上に、ル・マン開催と重なり観戦に出かけている人などもいて、目標の30台まで参加者が集まるかどうかひやひやしたものの、結局無事に開催となった。
私のブログ経由でも、前日新車のボクスターが納車されたばかり、という方が参加してくださった。
朝8時半に、海老名PA下りに集合。CUBEやR107メルセデス(450SLCなど)のオフ会が行われていて驚く。それから箱根ターンパイクへ。
930カレラに始まり、930ターボフラットノーズ、964スピードスターなど珍しいクルマも多く、見ていて飽きない。
そしてこちらが新旧ボクスター対決。奥の白いボクスターが、昨日納車になったばっかり。手前は、某有名クルマ雑誌の副編集長のMさんの愛車。
デザインは、立体感が強くなっていることが見て分かる。
その後芦ノ湖スカイラインへ移動したのだが、素の930カレラが速いのなんの。930先頭で996GT3が続き、その後を私が走ったのだが、930のノーズが凄くシャープに切れ込んでいくのが、後ろを走っていて手に取るように分かる。
GT3がまだ旋回し終わらないうちから、930のノーズは出口に向かって一直線で。私のクルマは四駆なので、一生懸命追いすがろうにも圧倒的に曲がらない。
ヤギさんコーナーで再びクルマ談義。
そこからFISCOへ。930のお尻を眺めながら走る。女性的なエクステリアで、現代の基準だと迫力があるとは言えないかも知れないが、コーナーがほんと速い。23年前のクルマとはとても思えん。
お恥ずかしながら、FISCOに来たのは初めて。
ポルシェジャパン広報部様のご厚意により、メインスタンド正面のピットの上のホスピタリティルームでランチを頂きながら、カレラカップを観戦。
スタート前にはコース上に降りることも出来て、間近でレースカーを眺めることが出来た。
そしてポルシェパレードの時刻が近づいてくる。
クルマの数が多いので、全車写し切れていないのだが、年代を超えたポルシェがこれだけ集まると壮観。
中でもひときわ目立ってかっこよかったのが、1970年の911RSR。それも明るい色なのに渋く見えるメタリックグリーンで。
そして吉田匠さんが愛車964ケロヨン号を前に記念撮影。ちなみにカメラマン(小野さんですが)は地面に横ばいになっているので、この視線になっています。後ろの993は私のクルマ。
そして、ポルシェジャパンの皆様からブリーフィングを受けた後、パレードをカップカーで先導してくださる影山正美選手から注意事項の連絡。
クルマに乗り込み、パレードの準備が整うのを待つ。正面も右も左も、当たり前だがポルシェばっかり。壮観。
いよいよコース上へ。パレードなので、いきなりアクセル全開、とかいう訳にはいかないが、それなりのスピード。とはいえ、ハンドルを握りながら記念撮影が出来る程度。
実は毎週テレビ東京の日曜夕方のSuperGTの番組を録画までして観ているぐらいなので、FISCOがどんなコースかは分かっていたつもりだったのだが。
テレビの車載カメラの映像を見るよりも、アップダウンがきつくて驚く。
ホームストレートで最高速チャレンジして、240km/h出ました。というのは嘘で、後方のクルマとの間隔が開いたので、私も減速して前方との距離を確保してからフル加速してみたのだが、そんなお楽しみはちょっと。というのもわずか2周のパレードだったので。それでも後半のテクニカルなセクションでは、路面のミューの高さにも助けられながら結構な旋回Gを感じながらのコーナリングが楽しめました。
そして、コースオフ。
写真をよく見ればおわかりの通り、ホームストレート上の電光掲示には「Porsche Parade」としっかり表示されていました。
久し振りに楽しかった大人の遠足。企画していただいた小野さん、ホストをしてくださったポルシェジャパンの皆様、広報部の荒瀬部長、一緒に参加してくださった皆様、ありがとうございました!
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