紺ガエル日記 2006年2月8日 足回りのリフレッシュ

走行距離 30,031km

昨年6月に車検に出してから、2000km弱しか走っていないのだが、サスペンション周りから異音が聞こえてきたので気になっていた。段差やマンホールを低速で乗り越えると、リアから「グゴッ」という音が聞こえてくるのである。フロントのトランクに、プラスティックのケースを積んでいて、その中にエンジンオイルなどを入れているため、その音が聞こえてきているのかと思っていたのだが、ケースを下ろしても異音が続く。
特に冷間時の音が大きく、「グゴッ」とか「グギッ」とか精神衛生上よろしくない音が聞こえてくるので、ちょっと怖い。発進時には相当荷重がかかるので、リアサスペンションの負担がどうしても大きくなってしまうし、やはりブレーキングの際にリアのショックが 抜けて急激な荷重移動とか起こったら死んでしまいそうだ。かといってハンドルが取られたりする感じはなく、また段差を超えたときの収束も特に遅れているわけではなかったので、どうしたものかと思っていた。しかし、愛車も今年の6月でついに10歳に。3万kmしか走っていないものの、一度もサスペンションの交換を行っていないので、GPCの帰りにポルシェセンター目黒に入庫することにした。

先日ベストカーの小野さんと、ダイムラークライスラーのUさんとGPCの前にお会いしたとき、Uさんがメーカーが何十万kmも走って煮詰めたセッティングが一番だとおっしゃっていた。また、足回りをリフレッシュすれば全く乗り味も異なってくる、とおっしゃってもいたので、50万円コースにチャレンジすることに。日の出モータースのHPで、足回りのリフレッシュについての記事や、サスペンション選択基準の記事などが参考になった。

今日PC目黒の土屋さんからご連絡頂き、やはりリアのサスペンションから異音がしていることが確認された。また、フロントサスペンションのブーツが裂けているとのご指摘が。まだ致命的な状況には陥っていないようだが、やはり転ばぬ先の杖でフロント・リアサスペンションをリフレッシュすることにした。また、フロントロアアームのブッシュが裂けるケースが最近993で散見されるということだったので、作業工程も似通っていることもあり、こちらもあわせて変えることにした。

本国から(ってDeutschelandのことですね)から部品を取り寄せなければならないということで、2週間ぐらいかかるという。993のサスペンションぐらい在庫がありそうなものだが。純正はモンローかボーゲのはずだが、PC目黒だとどちらになるか分からないという。概算の見積もりだと、前後サスペンション交換が部品代235,680円、工賃51,000円、アライメント調整65,000円、フロントロアアーム交換129,801円ということで、ざっくり50万円程度である。かつてミツワで3万5千円でアライメント調整をやってもらったことを考えると、若干割高な気がしてならない。

ジャガーの保険が今日で切れるの忘れていて、先ほど三井ダイレクトで16万円払ったばかり。そしてもう少しでポルシェの保険の切替が近づいてきているし、いろいろ物入りな今日この頃。全く関係ないが、今朝は22の時にロンドンで買い求めたお気に入りのウエッジウッドのマグカップ、12年以上愛用していた品を落っことして割るわ、気に入っていたシャツの袖にペンのインクが付いたのを気づかないまま仕事していて真っ黒になるわ、最低な一日である。

10年頑張ったサスがどんなになっているか見てみたい。乗り心地向上するとうれしいのだが…。先日GPCに出かけたときは、久しぶりに4速5速でレブリミットまで踏めて楽しかった。季節が良くなったころに絶好調になればと思う。



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