時限 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
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シミュ | ケース | 実車 | 回避 | 急制動 | 実車 | シ・セ | 実車 |
第2段階前半 その2 2007年3月10日
2時間目はケーススタディ。
これは相当凄い。
というか、教官がほとんどスタントマンになったかのごとく。
例えば、右直事故。
2人の教官が、右折車のドライバーと、直進するバイクのライダーをそれぞれ演じて。
乗車前に、教官が「あのバイクが40kmで直進してくるとしたら、どの時点でクルマが右折するとぎりぎりぶつからないと思いますか?」とわれわれ生徒に聞く。
1人が「あの辺かなぁ」と言ったところに合わせてパイロンを置き、バイクが40kmでそこを通過するときにクルマが右折する、というもの。
生徒は、 右折車に乗って、実際の危険を体感。
バイクがパイロンを通過すると同時に、女性教官が運転する赤い教習車が交差点に右折で進入。
うげー。
フロントサスがフルボトム状態で全力ブレーキングのバイクが、見る見るうちに我々の目の前に。
ほとんどクルマの左側面に突き刺さりかけ。
中に乗ってて怖いんですけど。
バイクに乗っていた方の教官も、「いやー今回はやばかったよな」とか言ったりして。
シャレで言っているだけかもしれないが。
バイクはクルマと比較して小さいので、遠近感を誤りやすい上に、どのくらいの速さで走行しているか四輪ドライバーから分かりにくい。
そんなことは頭では分かっているものの。
実際体験すると、頭だけではなく、かなり心に刻まれる。
一緒に教わっていた高校生らしき兄ちゃんはへらへらしてたけど、四輪運転する立場だと結構しゃれにならんぞ。
ベンキョーに、なりました。
でも、四輪の教習でも実際に同じ体験やっているのかな、とふと疑問が。
私の記憶にはないが。
まあ十数年前のことだから、忘れてしまっているだけかも知れないが。
教習所というと、お題目だけ聴かされて何の役にも立たないと思っていたのだが。
とても実践的になっていて驚く。
バイクがいくら気をつけていても。
直進していて右折車に突っ込まれるのは防ぎようのないことも多く。
スピードが乗れば乗るほど、事故の確率も高く。
そして死んだり、大怪我したり。
ほんとに、二輪も四輪も、調子に乗らず気をつけて運転しないと。
まじで。
そして、お金で買える安全は、すべて買おうと心に決めた。