時限 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
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集団 | 実車 | 実車 | シミュ | AT車 | 実車 | 実車 | 実車 | 実車 |
第1段階後半 その1 2007年3月1日
シミュレーターが終わって、ようやく第1段階も後半に。
シミュレーターは、昔ゲーセンにあったバイクのゲームみたいなもの。
バイクは路上教習が出来ないので、シミュレーターでしか危険予測できず。
そこそこ勉強になる。
今日は連続2時間教習。
AT教習でスクーターに軽く10分ほど乗る。
あくまでも、スクーターとはどんなものなのか、の体験。
すぐMTに戻って急制動の練習。
完全停止状態から、3速40キロまで加速。
目印のパイロン越えたら急制動、11メートル以内に停止、というもの。
何だかゼロヨンやっているような気がして。
最初は1速、2速で引っ張り過ぎ。
ちゃんと止まれたものの、スピード乗りすぎだと注意を受ける。
その後は早めにシフトアップし、上手く行くように。
でも、まず時速40キロ出すのに緊張して。
教官が、「ブレーキで止まれずに壁に突っ込んだやついたなー」とか、「転んでも厚生中央病院すぐそこだし」などと軽口を叩くのだが。
我々生徒は、少し、びびる。
上半身に力入り過ぎで、肩がびしばし凝る。
その後坂道発進、クランクなど。割と普通の若い教官。
第一段階後半、7時限目は、鬼教官みたいな人が現る。
別の教官が、明らかに違う態度で彼に接している。
でも、結論から言うと、これまで(四輪も含め)教えてもらった教官の中で、一番勉強になった。
とにかく、テクニックが凄い。
パイロンスラロームがあって、8秒以内に通過しなければならないのだが。
私がたらたら走っていると、「後ろに乗れ!」といって二人乗り。
そしてアクセルとリアブレーキを上手に使いながら、物凄い速さでスラロームを抜ける。
一人乗りだとしてもかなり速いのに。
後ろに私が乗っているというのに。
一本橋にしろ、8の字にしろ、なにしろ上手い。
また、おっしゃることも理に適っていて。
優しく手加減して教習されて、大事な事をちゃんと理解せずに公道に出て怪我をするより。
厳しく教えられて、危険をちゃんと認識した方が、よっぽどいい。
ただ教えるだけなら、卒業検定合格するだけのテクニックを教えればよいのだが。
彼は、実際に役に立つテクニックを、おっかないながらも教えてくれて。
でも、実は、いい人でした。
どっかで聞いたことがあるような話。