2006年12月02日 オイル交換@日之出モータース神奈川店

走行距離 32,691km

しばらくポルシェに乗らない日々が続いていて、直近遠出したのが11月初頭の日塩紅葉ライン以来。すっかりオイル交換を忘れていた。前回交換してから4,000km走行。いかんいかん。オイルをケチって乗るクルマではなかった。

たまたま伊豆の実家に行く用事があり、ポルシェセンター目黒で交換しても良かったのだが、MOTULのオイルを入れたかったこともあり、実家に向かう道すがら、厚木インターから降りて5分ほどの日之出モータース神奈川店に行ってみることにした。

実はディーラー以外でオイル交換をするのは初めて。基本的にはメインテナンスは全てディーラーに出していたのだが、今回は消耗品なのでまあいいか、ということで。タイヤも成城タイヤで換えたことだし。何時もHPを覗かせてもらっている日之出モータースに少し「裏を返し」たかったこともある。また、 村上店長のブログも良く見せていただいているし。

東名厚木IC出口を平塚方面に向かって、「戸田」という交差点を右折すると、すぐ日之出モータースは見つかった。ちょうど930が出てくるところだったので判りやすかった。
愛車を駐めて、工場内を見渡してみると、清潔で整理が行き届いていたので安心した。まあ彼らのHPを見れば、間違いなく整然としているであろうことは簡単に想像がついたのだが。
家を出る際に電話してあったので、極めてスムーズに作業が行われた。

手際よく愛車はリフトアップされる。久し振りに愛車を下から覗いた。作業の邪魔にならないように写真を撮っていたら、作業をしていたお店の方に、「いやー全くオイル漏れの形跡が見当たらないですね。通常はタペットカバーのあたりに油が少し位滲んでいるものですが、からっからですね。アンダーカバーにも全く油漏れの形跡ないですし。」とお褒めの言葉を頂く。

また、「やはり冷間時に回転数上げると、どうしても熱膨張のせいでオイル漏れしやすくなるので、エンジン暖まるまでは回転数を控えめにしてください」というアドバイスを頂戴した。

私は常に油温計が動き出すまでは回転数を3千回転までに抑えて走っているので、間違いなく合格点が貰える筈だ。これさえ守っていれば、ランニングコストをかなり低く抑えることが出来るはず。理想を言えば夏の渋滞を走らないこともあるのかもしれないが。

ポルシェの乗りこなしに付いてはいくつか俗説があるが、その代表例は「クラッチが弱い」というもの。でも私の実感ではクラッチは結構丈夫。アイドリング回転数でガスペダルを踏み込まないでクラッチミートすべし、などと物の本に書いてあったりするが、私の経験からいうとそれほど神経質にならなくて大丈夫。確かにFR車と違ってドライブシャフトの遊びがないためクラッチへの負担は大きいかもしれないし、クラッチ交換となるとエンジンおろさなければならないので数十万円コースだから気をつけたほうがいいのは間違いないが、「ガラスのクラッチ」という感じでは決してない。

それよりもしっかり暖機することを心がけたほうがいいような気がする。

作業は1時間ちょっとで終了。エンジンオイルはMOTUL4100 15W-50が9リットル。オイルフィルターを二つ交換して、ワッシャーなども換えてもらって32,004円だった。


待っている間、ガレージの中や敷地内に駐めてあったポルシェを物色。ナローもいれば、930もいれば、なんちゃって964RSもいたりして結構楽しい。

店内にはポルシェ関連の書籍がたくさんあって、待っている間に読めるのと、店内の小物類が充実しているのでそれを見ているだけでも結構時間がつぶれた。

少し村上店長に、彼の964RSの話を聞きたかったのだが、あまりにお忙しそうだったので断念。以前メールを差し上げたことがあったのだが、その話も残念ながら出来なかった。彼と奥様はもともと関西ご出身で、平塚に今住まれていて、私は子供の時平塚の隣の茅ヶ崎から関西に引っ越した、などという世間話を奥様とさせていただいて、日が暮れた厚木ICから実家に向けてポルシェを走らせた。

エンジン音がやはり静かになり、燃費も向上したので大満足だった。

費用詳細はランニングコストのまとめをご覧ください。



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