走行距離 31,560km
会社を夕方抜け出して、ポルシェ2007年モデルの展示会に行って来た。
ブログにも書いたが、私の大好きな清水和夫さんがトークショーでいらっしゃると招待状に書いてあったのだが、何時からかの記載がなく、仕方なく適当に出かけた。
すると、偶然にも丁度清水さんが話し始める直前に会場に到着。去年の展示会の際は、会場のホテルの周りがポルシェのあらゆるモデルが大挙して終結していて、壮観だった。今日は出かけた時間が若干速かったこともあって、またシンガポール大使館主催のイベントも同時に開催されていてショーファードリブンの車も多かったため、あまりポルシェは目立たなかった。
佐藤久美さんの司会で、トークショーが始まった。清水さんはやはり今日も「インテリやくざ臭」(成田三樹男か、清水さんかってな感じですが。失礼!)を振りまく、ベージュのサマースーツ、素足にスリップオン。やはりGT3やTurboの限界域での挙動について語ることが出来る自動車評論家は、日本にそれほどいらっしゃらないであろう。
GT3のインテリアは、男の仕事場の香りが強くするもの。バックスキンで覆われたステアリングとシフトレバー。カーボンパネルがバックに不気味に黒く光るバケットシート。スパルタンで、鋭利な刃物を連想させる。
ポルシェターボは、清水さん曰く「お化けのようなもの」。「お化けは滅多に出て来ないが、出て来たら滅茶苦茶怖い」、そうだ。しかし低速から620Nmという、ディーゼルエンジンのような超大トルクが湧いて出て来るので、お化け出現前は高級車のような乗り味だそうだ。
個人的にはこの写真のアングルからのアピアランスが極めてかっこよいと思う。
清水さんにトークショーのあとで「GPCでお世話になったものです」と言ってお話させて頂いた。清水さんは何時もの通りサービス精神旺盛で、色んな話しをして下さった。多分私が誰だかいまひとつ思い出せないはずなのに。本当に恐れ入ります。佐藤久美さんも素敵でした。