紺ガエル日記 2002年3月12日 自動車保険申し込み完了

走行距離 16,150km

今日は会社を昼に抜け出してJA共済まで行ってきた。なぜJA共済を選んだのかは、前回をご参照いただきたい。
何でJAが安いのか、今回良く分かった。損保では、申し込みたいと連絡すると、営業の人が会社まで来てくれたりするのだが、JAには自分で出向かなければならない。それも、車両保険を申し込むとなると、自分でJAまで車を運転して、大きな傷などがないか見てもらわなければならないのだ。
また、事故が起きた時も、自分でJAの窓口に行かなければならない。営業の人、というのは基本的にいないので、その分コストが安くなっているというのが良く分かった。

申し込みの時も、「渋谷はうちの管轄ではないです」などと他のJAに言われたことを考えると、限られた人数で自動車共済業務をやっているらしい、というのがひしひしと感じられた。
通常銀行であれば、お昼はとても混んでいるという印象があるのだが、桜新町のJAでは私の前に共済金を受け取りに来たと思しきお婆ちゃんがいただけで、私の書類が出来る小一時間ほどの間、私以外のお客さんは誰一人として入ってくる気配が無かった。

何だか随分のんびりとした時間が流れているところだなあ、と思いながら農協の中の様子を伺っていた。

必要だった書類は、現在の任意保険の保険証書、自賠責保険の保険証書、車検証、印鑑の4点。もし、申し込みに行かれるのであれば、それぞれの農協によって引き受け基準が違うことがあるので、あらかじめJA共済のHPから見積もりを取ってみて、それをプリントアウトして最寄りのJAの共済課にFaxして引き受けて貰えるか聞くほうが、時間を無駄にしなくて済むだろう。わざわざ会社を抜け出して出かけていって、「ポルシェは引き受けられません」などと言われたら目も当てられないからである。
しかし、会社から電話して「共済課の安楽さんをお願いします」といったら、隣に座っている秘書のイノマティが笑いを噛み殺しながら私のほうを見ていた。何でだろう、と思って後で聞いてみたら、「共済課」というのが「恐妻家」に聞こえて凄く可笑しかった、ということだった。なるほど。

事故の際に自分でわざわざ窓口に行かなければならない、というのは非常にめんどくさそうだが、これまで全く事故と無縁で来たことを考えると、取れないリスクではないと考えた。結局似たような保障内容で比べてみると、通常の損保での契約よりも4万円以上安い10万4400円で済んだ。

今日はとても気持ちがいい一日だった。平日の昼に自分の車で出かけるなどということは滅多に無いので、とても新鮮な気がした。毎回だと面倒くさいが、たまには桜新町あたりまで出かけていくのも悪くは無いな、と思った。

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