紺ガエル日記 2001年11月30日 カーナビ装着への道 その1

走行距離 14,012km

実は最近カーナビを装着しようと思案を巡らせている。以前は、「スポーツカーにカーナビなんて」と思っていたが、元来の渋滞嫌い、夏場の油温対策として、クラッチ対策としての渋滞回避、あと無駄に走行距離を伸ばすことが馬鹿馬鹿しくなってきたため、心変わりした。

実はカーナビのついた車を所有したことがないので、分からないことがたくさんあった。
1.そもそもポルシェにどうやってカーナビを後付けするのか(オリジナルな状態のままで)
2.機種をどのように選べばいいのか
3.どこで購入、取り付けするのが一番よいのか

この3点をいろいろな方法で同時並行的に調べた。カーナビ装着にあたって参考にしたHPはこちら

1.そもそもポルシェにどうやってカーナビを後付けするのか(オリジナルな状態のままで)

ポルシェのオリジナルな状態を保ちながら、カーナビを付けるというのは結構大変なことである。

「オリジナルな状態を保つ」ためには、ダッシュボードに穴をあけたり、両面テープで止めたりするのは戴けない。
かといってインダッシュタイプが装着できるかというとそれも難しい。
そもそもポルシェはカーステレオが1DINの上、その1DINの上のダッシュボードが出っ張っているため、インダッシュタイプのモニターが付けにくいのである。

インターネットでいろいろ調べてみて、幾つかの取り付け専門の業者に連絡して話を聞いてみたが、少なくともポルシェのカーナビ装着に熟練しているというところは見当たらなかった。インダッシュのモニターがつくかどうかは実際にやってみないと分からないという業者もいたりして、結構適当だなあと感じた。

散々いろいろなところに問い合わせた挙句、2つの方法があることが分かった。
1つは、助手席のシートレールの金具から共締めしてアームを持ってきて、モニターをつける方法。(Hassi@seiseiさん、Titanioさん、有難うございました)
もう1つは、センターコンソールのトンネル部分の横に3箇所穴をあけて、ワンオフの金具を装着してモニターをつける方法である。

助手席からアームを伸ばすというのは、車に対して何の加工もしなくて良いので、私はベストだと思った。
ところが難点があって、ポルシェのサスが硬いために振動で走行中の画面のぶれがとても大きくなってしまい、実用上問題があるとのことである。
3箇所穴をあけるのはオリジナルな状態ではないのではないかというのは、もっともなご意見だが、フェルト地のところに穴をあけるため、外したときにほとんど目立つことがないので、”ほぼ”オリジナルな状態である。どちらにしようか、非常に悩ましいところである。



2.機種をどのように選べばいいのか

これも悩ましい。いろんな方にお話を伺ったが、Carozzeria(以下C)かPanasonic(以下P)と皆さんおっしゃる。
私が人から聞いたり、ウェブで調べた結果、次のようなことがわかった。

<Cの特徴>

<Pの特徴>


3.どこで購入、取り付けするのが一番よいのか

1.大型量販店に行って購入し、取付けてもらう
2.激安店でカーナビだけ購入し、取付けてくれる業者を探す
3.ディーラーに完全にお願いする
という3つの選択肢の中から選択しなければならない。

メリットデメリットの考察。
1.大型量販店では品揃え豊富だが、激安店よりは値段が高い。ポルシェの取り付け実績があるかどうか分からず、作業の質もばらつきが大きそう。取り付け費用は若干安そう。
2.値段が最安。取り付けてくれる業者がポルシェが得意ならばトータルで見て一番よさそう。
3.最も安心できる。値段は間違いなく高い。

いろいろ思い悩み、FujitakuさんとTitanioさんにメールを書き、アドバイスを頂くことにした。Fujitakuさんはお友達のhassi@seisei さんを紹介してくださった。

続く。

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