時限 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
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シミュ | ケース | 実車 | 回避 | 急制動 | 実車 | シ・セ | 実車 |
回避
指示速度(普通二輪は30km/h)で走り、目印のパイロンを通過した時点で指導員が赤旗・白旗を揚げる。
赤旗なら左側へ、白旗なら右側への急回避。
目印のパイロンから普通二輪は13.3m先に印がついてあり、その印までに左右どちらかに回避。
なお、両方の旗を揚げられたときは急制動で停止しなければならない。
この課題は、卒業検定には含まれないので、あくまでも体験。
この課題において一番大切なことは、何が何でも早めに実技教習の予約をすること。
なぜかというと、この課題のスケジュールは、ある特定の曜日の特定の時間にしかやらないので。
というのも、この課題を行うときは、四輪の教習が行われていない時間帯(=昼休みであることが多い)に、教習所内を二輪専用にして教習を行うから。
したがって、教習を進めていくにあたって、「回避」の予約を上手くとらないと、はまってしまってさくっと前には進めないので注意。
急制動
これは一本橋と並んで、苦手な人が多い課題。
私は特に問題はなかったが。
指導員の合図とともに、スタート地点から加速し、指示速度(40km/h)まで到達し、目印のパイロンに前輪が掛かったところから急制動。
乾燥時には11m以内、雨の時には14m以内の急停止区間内で停止する。
やり方は、まず停止線で停止(卒業検定時は停止しなくても可)、スムーズにシフトアップして3速まで。1速、2速はあまり引っ張らず、3速まですばやくギアチェンジ。
教習車のヘッドライト横のライトが白くフラッシュを始め、指示速度に到達したことを示す。
そこからスピードを保ったまま、目印のパイロンを前輪が通過したと同時にアクセルを戻し、フルブレーキング。必ず前後両方のブレーキを使うこと。教習車には前輪・後輪のそれぞれのブレーキの作動を示すランプがあって、いずれかしか使わないと指導員に分かってしまうし、卒業検定では減点対象。
最初にフロントブレーキをガツンと握ってしまうと、いきなり前輪がロックして転倒するので注意。じわっと握っていくこと。また、後輪をロックさせてしまっても減点対象(エンストするし)なので、これもいきなりガツンと踏まないこと。
また、エンジンブレーキ使用も必須。クラッチを切るのは、停止線直前。エンストこかないように。
大事なことは、慌てないこと。ニーグリップをしっかりして、上体を下半身で支えること。視線は遠くへ。
最初は緊張するが、慣れてくれば何と言うことはない。
卒業検定では、指示速度に到達しなかった場合1度だけやり直しが出来る。2度目も指示速度に到達しなかった場合は、検定中止。
もちろん停止線を越えてしまった場合も検定中止。
停止後は、右ウインカーを出して後方確認した後、発信し、コースに戻る前の「止まれ」の停止線で停止。
この「止まれ」の停止線を越えてしまうと、当たり前だが検定中止なので、油断されるな
。