日々雑感 2003年1月
2003年1月25日(土)
上野毛「吉華」
毎週柿の木坂にあるゴルフ科学研究所に行くのですが、大体土曜日の夕方に予約をしていきます。7時から8時まで、一生懸命真冬でも汗をかくまで練習すると、終わる頃にはおなかがペコペコです。練習が終わった後で奥さんと、車に積んであるザガットを見ながら何を食べるか思案していたのですが、上野毛にある四川料理の店「吉華」を発見しました。
駒沢通りを西に向かい、環八を突き抜けて、一方通行のため多摩美大を一周してくると、環八通りに面した非常に渋い建物の2階に、目指す中華料理屋があります。難は、駐車スペースがあまりないことですが、ちょっとの間であれば失礼して多摩美大の横に邪魔にならないように止めさせてもらえばよいでしょう。
結論から言うと、ここの料理はかなりよいです。気に入って何度もいこうか、と思う中華料理屋は私にとっては限られているのですが(近所の万里という店の五目焼きそばを食べながら紹興酒を飲むのは最高、幡ヶ谷のチャイナハウス、広尾の美味もいいですし、渋谷の龍の鬚も結構好き)、その中に新たなレパートリーとして付け加わりました。
四川料理の店なので、麻婆豆腐や坦坦麺が旨いのはいうまでもないです。ただ辛いだけではなく、山椒の辛さとひき肉の甘さが絶妙にミックスされた、後を引く旨さです。野菜の炒め物も塩味でさっぱりしていて捨てがたいですし、あんかけのかかったおこげも非常に美味しくてお勧め。デザートの薬膳ゼリーも不思議な味でぜひ試してみてください。
ここのいいのは、家族連れがとても幸せそうな顔をして中華料理をほおばっていること。こちらもほほえましく幸せそうな気分になります。もっと家から近くて、紹興酒を飲んで酔っ払ってもちゃんと帰れればいいのですが。
2003年1月19日(日)
スポーツジム
スポーツジムに行き始めてもう5年以上になります。
ジムに来ている人たちは、自分の体を良い状態に保とうと考えている時点で、すでに自意識が高い人たちなわけですが、やはりナルシストっぽく鏡で自分の体を見ている人が多い気がします。もっと言ってしまうと、ホモセクシャルの人の割合が、非常に高い。
この前最近出来た近所のジムに見学に行きました。ワークアウトするスペースを見学した後、ロッカールームを見せてもらったら、そこには「携帯電話使用禁止」の張り紙が。いぶかしく思って張り紙をよくよく読んでみると、理由が書いてありました。なんと、「カメラ付携帯電話で隠し撮りする被害があったために、携帯電話は使用禁止とします」と書いてありました。
念のためですが、張り紙があったのはメンズロッカールームです。
世の中、どうやら恐ろしいことになっているらしい、と怖気づき、入会は見送りました(もちろん別の理由もあるのですが。)
高級なジムはいくらでもあるのですが、私はどちらかというと安くて、若い人が一杯来ているジムが好きです。なぜなら、活気があって、「この人がこのウエイトを上げているのに俺があがらないわけがない」などと勝手に気合を入れてワークアウトできるから。
日体大の研究によると、人がストレスを解消するには二つの効果的な方法があり、一つは大きな声を出すこと、もう一つは筋肉を動かすことだそうです。
ストレスがたまる環境だと、人はカラオケをするか、運動すれば良いということになります。
最近はストレスがたまるとアルコールを飲むことが多くなってきてしまっています。アルコール飲んでしまうと、運動できないので困ります。正月からずっと飲み続けてきたので、体脂肪のレベルが「軽肥満」に突入してしまっている状態が続いています。
2003年1月12日(日)
赤坂の台湾マッサージ「阿里山」はおすすめ
トレーニングのし過ぎで、背中の筋を違えてしまいました。
筋を違えるというのは、とてもつらいものです。あれは大学生の頃でした。朝バイトに行く前に、シャワーを浴びてドライヤーで髪の毛を乾かしていました。ドライヤーを持った手を高く上げて、首を傾けたその時、何の予感もなく激痛が首に走りました。何が起こったのか理解するまで若干の時間があったのですが、その格好のままで動けずに硬直してしまいました。
バイトの時間は刻一刻と迫ってきます。けれど、首を傾けて手を上げた格好を保つほかは、激痛から逃れる術はないのでした。仕方がないので、バイトを休んだ記憶があります。結構恥ずかしかった。こんな恥ずかしい言い訳をしてずる休みをする人も多分いないので、バイト先の人もくすくす笑いながら許してくれました。高校生のとき、朝遅刻してきた言い訳に、「金縛りにあって起きれませんでした」といった友人がいましたが、これもかなり勇気のいる言い訳です。
今回は、背筋を鍛えるトレーニング中に、背中に違和感が走りました。最初は何のことはなかったのですが、暫くすると左腕を動かすことが出来なくなりました。そんなときに限って、「三連休は暖かくなるでしょう」という天気予報。そして連休中にはゴルフに行きたいという愚妻の唐突な要求。「三連休の中日にゴルフの予約なんて出来るわけないだろ」と思っていたら、なぜかさっくり出来てしまう予約。
仕方がないので、赤坂にある台湾マッサージ「阿里山」に行って背中を蒸してもらい、翌日のゴルフに備えることにしました。
ゴルフの結果は、いうまでもなく最悪です。背中が痛いので、いつも通りの姿勢でアドレスできません。スコアはめためた、たまたま一緒に回ることになったおっさんには超初心者扱いされ、同情される始末。さらに悪いことにそのおっさんが教え魔で、背中の筋を違えていることを話さなかったために散々「ラウンドレッスン」を受けさせられました。自分でも歯がゆい思いをしているので、全て下手に出てはいはいと聞いていました。
カリフォルニアでゴルフ合宿のような休暇を過ごした成果を発揮できず、フラストレーションのみが募りました。いつもはドライバーは250ヤードは飛ぶんだよ、まぐれじゃないんだよ。まったく。
2003年1月5日(日)
初日の出暴走
毎年、河口湖に初日の出暴走のために暴走族の方々が集まってきます。面白いのでついつい、「交通警察24時」などの番組で彼らの姿に見入ってしまいます。
まず、何が一番面白いかというと、暴走しているときに彼らが踊るへんてこな踊りです。何だか、手の動きが四国のほうのお祭りを思わせるものがあって、あんな踊りをクラブでしているやつがいると結構外しまくっていると見られるに違いない、と思ってしまいます。加えて、竹やりなどの謎のエキゾーストパイプ。何がかっこよいのだか全くわかりません。
あと、1Boxカーに謎のペインティング(くまのプーさん、ピカチュウ、ミッキーなど)をしている輩も非常に???です。やはり美的感覚が私のそれと大きく違うのでしょう。いい年した大人が乗る車に、ドラえもんのペインティングって何だか。自転車で同じことしてたら恥ずかしいぞ。ヤンキーの顔して、パーマンのTシャツとか来て街中歩いたら恥ずかしいのに、何で車にペイントするのはかっこいいのだろうか。
暴走行為で捕まえた馬鹿者たちには、二度と取れない刺青で、顔にとっても恥ずかしい落書きをする処罰をするなどすれば、二度と暴走行為をしようとは思わなくなるでしょう。
自分たちがかっこいいということで、他人に迷惑をかけるのなら、行為自体がかっこ悪いことだというコンセンサスを作ってしまうか、捕まったときにとてつもなくかっこ悪いことになるかしか、抑止する方法はない、というのが合理的な判断だと考えます。
2003年1月1日(水)
ハリネズミを拾う
捨て犬、捨て猫ならよくいますが、捨てハリネズミ、というのはあまり聞いたことがありません。また、迷いハリネズミ、というのもそんなにいないと思うのですが。
年末帰省したら、母が私に向かって「我が家にハリーポッターが来たよ」というので、何をとち狂っているのかと思ってよくよく聞いてみると、前日の夜に家の前に謎の動く物体がいて、見てみるとなんとハリネズミだったそうです。寒さに震えていたので、我が家に引き取られてやってきました。

我が家のハリー君は夜行性で、昼間はあまり人間の相手はしてくれません。えさは、色々調べてみると、ドッグフードとキャットフードを混ぜて与えるとよいらしい、ということがわかりました。
寒いところが苦手のようで、昼間は針を逆立てて昼寝をしています。不思議な動物ですが、どうやら実家に居つくことになったようです。
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