日々雑感 2002年5月


2002年5月26日(日)
山中湖ハーフマラソン


毎年走っている山中湖ロードレースですが、今年はなんとハーフマラソンに挑戦することにしました。
今月に入って、仕事が多忙を極め、5月はまともな時間に家に帰ってくることがほとんどありませんでした。
というわけで、言い訳がましいのですがほとんど練習できずにぶっつけ本番で望みました。
やはり突然20kmも走るというのはしんどいものです。走り始める前は、1時間45分で完走しようという目論見でしたが、17kmを過ぎた付近で足が痛み始め、最後の方はほとんど歩くのと変わらないぐらいの勢いでしか走れませんでした。結果、タイムは2時間を越えてしまいました。
けれど、非常に充実感がありました。フルマラソンを走るのはまだまだですが、また今度機会があればハーフマラソンで2時間を切りたいと思います。


2002年5月3日(金)
働くおじさん


小田原厚木道路の追い越し車線で、前が開いているにもかかわらず長野ナンバーのGTRがたらたら走っていました。よく見ると、周りの車も制限速度でおとなしく走行車線を走っています。ということは、と思って見てみると、やはり我々の税金で給料が支払われている(私は神奈川県には税金を払っていませんが)青い服を着た男が、走行車線で白いクラウンに乗って二人楽しくドライブをしていました。

写真を見てお分かりのとおり、たくさん鏡をつけた白のクラウンで、ナンバーは税金を節約するためでしょうか、キャンピングカーなどと同様の88ナンバー、いまどき珍しく自動車電話のアンテナみたいなものをリアトランクにおったてています。
面白いので、我々はおじさん二人が仲良くドライブしている真後ろにつけて、胸をときめかせながらおじさんのドライブを観察することにしました。
後ろから一台、紺色のゴルフのワゴンが100km程度で追い越し車線を走ってきました。が、クラウンを追い越した後、ブレーキを踏んで走行車線に入ってしまいました。まあ、30kmオーバーで捕まるのを見るより、もっと元気のいい人が来たほうが面白いので、またクラウンの後ろにつけて走ることにしました。
面白かったのは、みんな制限速度で走らなければいけないことに痺れを切らしていて、クラウンが追い越し車線に出ると、我々と我々の後ろの車が一斉に追い越し車線に車線変更を行うのです。まるで一糸乱れぬサインプレーのようでした。
残念ながら、おじさんたちの活躍を見ることなく、おじさんたちは平塚インターで降りていってしまいました。その横を我々は走り抜けていきました。フラストレーションがたまっていたので、結構な勢いで走り抜けていったのですが、バックミラーを見ると実は平塚で降りたように見えたのはフェイントで、また本線に戻ってきていました。しかし、我々との間にはずいぶん多くの車が挟まっていたので、我々は走行車線に戻って目立たないように先ほどまでのペースで南下しました。

ゴールデンウイークも、青い服を着たおじさんたちは働いていました。お疲れ様です。


2002年5月2日(木)
靴とその手入れ



先日、新宿の伊勢丹でSantoniというイタリアの靴を買いました。これまではスクウェアトゥの靴しか基本的には履かなかったのですが、あまりにきれいだったのでついいつもと違うのですが買ってしまいました。
靴の中敷は鮮やかなオレンジ色、靴の裏はワイン色に染められていて、表革も当然きれいなのですが足を組んだときに足の裏がチラッと見えると非常におしゃれに見えるはずです。
靴は昔から好きだったのですが、こういうすごく気に入った靴を買うと、シューケアグッズもついでにきちんとそろえなければという気になります。
最初に買ったのが、サドルソープとデリケートクリームです。サドルソープはなんと革を丸洗いしてしまう洗剤です。軽く湿らせた布かスポンジに、サドルソープをとって泡立てるように革の表面を拭くと、汚れが浮き上がってくるので、それをきれいな布でぬぐいます。
自分の靴に試してみると、いい感じで革がよみがえってきた気がしました。
デリケートクリームは、非常になじみやすいクリームで、少量布にとって靴に塗りこむとあっという間に浸透していきます。つやもいい感じで出るので、塗っていて楽しくなります。
今度、車のシートの汚れをサドルソープで取ってからデリケートクリームを塗りこむというのを試してみようと思っています。
そして、これまで持っていた靴の手入れを一通り終えて自分の靴をしげしげと眺めると、かかとの外側がかなり磨り減ってしまっているのが目に付きました。
街の修理屋さんに持っていって直してもらおうかと思ったのですが、どうせ直して貰うのならちゃんとしたところで直して貰いたいと思ったので、インターネットで靴の修理屋さんを探したらUnion Worksというとても良さそうな店を見つけました。イギリスの靴を中心とした修理を手がけられているところなのですが、もちろん私の好きなイタリアの靴も直してもらえます。
場所は渋谷のインフォスタワーの裏側にあるマンションの1階で、マンションに入るにはオートロックを開けてもらわないといけません。
そこにこれまでで私が一番気に入っていたPremiataのプレーントゥのつま先とかかとを直して貰いに持っていきました。
つま先とかかとで合わせて修理に1万円弱かかりましたが、仕上がりはこちらです。
つま先には金属を、かかとには革を貼ってもらいました。いい靴は、大事に履いていこうと思っています。


2002年5月1日(水)
赤坂ビストロAsterix


赤坂に、Asterixというフランス料理屋さんがあります。少しわかりにくいのですが、赤坂通りをTBS前から乃木坂方向に向かってしばらく歩いていくと、左側の地下にお店はあります。
ここは、前の会社のフランス人がすごく好きだったお店で、彼の送別会も彼の希望でそこで開いたというお店です。
会社を移って久しぶりにこの前ランチで訪れたのですが、お連れした同じチームのグルメで鳴らすU氏もえらく感心されていました。プリフィクスのランチは確か1,000円、1,500円、2,000円の三種類で、我々は2,000円のランチを頂戴しました。
前菜とメイン、デザートとコーヒーがついてこの値段でした。オープンキッチンで、目の前で料理が作られていきます。店内の換気が悪く、油煙が立ち込めることもままあるのですが、匂いで食欲が掻き立てられます。
昼に食べるには若干ニンニク臭いものもあるのですが、はっきり言ってお勧めです。
そのしばらく後に、奥さんと晩御飯を食べに行こうとして、一度満席で断られました。その後別の日にトライしたらたまたま空席があり、シャトーモンラッシュの99年を開けてディナーを食べました。フォアグラの前菜と、鴨肉のソテーを選んだのですが、この前食べたランチがとてもおいしく、その印象が強かったもので若干肩透かしを食らわされた感じがしました。でも、悪くはなかったです。
ランチのときも思ったのですが、ここのお店はボリュームが結構あるので、最後のデザート盛り合わせまで全部食べると男性の私でもかなりおなかいっぱいになります。女性には小皿料理をいくつか頼みながらワイングラスを傾ける、といった使い方のほうがもしかするといいかもしれません。
2002年6月の日々雑感へ

2002年4月の日々雑感へ

Home