日々雑感 2002年6月
2002年6月22日(土)
ゴルフ科学研究所の門を叩く、夢呆で蕎麦を食す
ゴルフをやるようになってまだ日が浅いのですが、とても面白くなってきて、何とかして早く上手くなりたいと思うようになりました。
そんな時、会社でGregと話をしていると、彼が「ゴルフ科学研究所」なるゴルフスクールに通って、その結果82までスコアを縮めたといっていました。
いろいろ調べてみると、うちの会社でも他に4、5人通っている人がいて、他の人に聞いてみても非常に評判がよいのです。
奥さんに報告したら、さっそく彼女がHPを調べて、行こう行こうというので、体験レッスンに行ってきました。
そこの理論というのは、ゴルフは球とクラブが衝突する仕方が重要なのであって、それを改善しなければならないというものです。よりよい衝突の仕方から演繹的にスイングの方法を導けばよいのであって、腰の使い方はこうで、肩をこう回して、スタンスがどうこう、などといろいろな体の動きを勉強して帰納的にボールを打つのはばかげている、というのが基本的な考えです。
確かに、より良い衝突の仕方のためにはどうすればよいのか、ということを中心に考えるというのは、非常に当たり前のことです。個々人で体格や体力も違う中で、同じ体の動きを教わったところで当然結果も違うはずでしょうから、人の真似をするよりは、自分にあった、ボールとクラブの衝突の仕方のために何をすればよいのかを考えるというのは、的を得ていると思います。
というわけで、来週からスクールに通うことにしました。これからどのように上達していくのか、非常に楽しみです。
レッスンが終わって、学芸大前の駅から程近い夢呆でお蕎麦を食べました。
ここの蕎麦はしっかりと腰があり、なおかつ香りが高いのでおすすめです。鰹の味が利いただしが上手すぎるというのが最大の問題点ですが、蕎麦だけ食べてもかなりいけます。山葵のお浸しと、厚焼き玉子を食べ、ビールを飲んでせいろを手繰ると、とても幸せな気がしました。
2002年6月16日(日)
鰻 尾花
先週は三島に行って鰻を食べました。三島は以前一度鰻を食べに来たことがあったのですが、その時の印象が余り良くなく、有名なのですがなかなか来ようという気になれませんでした。
しかし、実家でインターネットを検索してみると、物凄く観光客向けというわけでもないがそこそこ有名な鰻屋、「水泉園」を発見しました。
水泉園の鰻は、悪くは無いのですがとても感心するかというとそうでもなく、炭の香りが高かったことが印象に残りました。
どうやら私の鰻好きに再び火がついてしまったらしく、今日は昼に、いても立ってもいられなくなり、南千住の尾花に行って来ました。
いつ来ても渋いロケーション、南千住。昔よく行った大阪の動物園前近辺と非常に良く似た雰囲気で、なんだかタイムスリップしたような気がします。
2時半過ぎに訪れたのですが、やはりというか、行列が出来ていました。
待つことしばし、ようやく入ることが出来、麒麟のラガー、う巻、白焼きと鰻重を奥さんと注文しました。
やはり思うのですが、鰻は究極のスローフードです。店に入る前にも並ばされ、注文した後も鰻が焼きあがるまで小一時間程待たなければなりません。
短気な私には最も向かない食べ物なのですが、好物だけに我慢してしまいます。
結論から言うと、今日の尾花の鰻は、これまで来て食べたうちで一番美味しかったです。白焼きの火の通り具合も最高で、下ろしたての生山葵を載せて醤油につけて食べると、脂の甘味が口の中で広がり、いくらでも酒が飲めそうでした。
鰻重も非常にうまく、鰻のたれと山椒と少し固めのお米が、鰻の濃厚な味を引き立てていました。
こうやって書いているうちにもまた行きたくなってきました。若干遠いのが玉に傷ですが、よく考えたら昔は川越や浦和、筑波まで食べに出かけていたので、家から40分程度で着くことに感謝しないといけない位です。
今度は更に近い野田岩に、今年はじめて行きたいと思います。大森の野田岩もいいと聞くのですが、こちらはまだ行ったことがありません。
2002年6月15日(土)
讃岐うどん
母の日に義母にプレゼントを贈ったら、お返しに讃岐うどんを頂戴した。最近このうどんにはまっています。。
我が家での食べ方の流儀は、大葉(しその葉)と万能葱を山盛りに刻んで、生姜をすりおろしたものを盛大にだしの中に入れ、ざるうどんを食べるというものです。
送ってきていただいたうどんは、讃岐の「こんぴらや」の半生のうどんです。ここのうどんは非常に腰が強く、こんなに旨いうどんが家で食べられるのは非常に幸せです。こんぴらやのHPをみていると、なんと東京駅のすぐ近くで購入可能なことが判明しました。通信販売で取り寄せてでも食べようと思っていただけに、物凄く得した気分がします。皆さんも、是非お試しになってください。これからの季節、本当におすすめです。まじで。
2002年6月9日(日)
September 11th
ワールドトレードセンター跡地に行ってきました。昔NYに住み始めたときに、WTCからすぐ近くのマリオットホテルに2週間ほ
ど住んでいたことがあったので、どうなっているのか気になって見に行きました。告白すると、少し観光客気分で行ったのも事実です。しかし、猛烈に後悔しました。というのも、私がグ
ラウンドゼロを見ていた隣で、アジア系の若い女性が涙をこぼ
し始めたのです。その涙を見て、観光客気分で見に来た自分が急に恥ずかしくなりました。胸が締め付けられる思いがしました。そして、神戸の地震、付属小学校の事件を思い出しました。
2002年6月4日(火)
ワールドカップ日本ベルギー戦
埼玉スタジアムに、日本ベルギー戦を見に行きました。
会社の接待という役得で、記念すべき日本代表の緒戦を見に行くことが出来ました。
私の席は、ベルギー側のゴールの斜め後ろでした。前半は日本がこちらに向かって攻めていたのですが、ご承知のとおり前半は得点無しだったので、ゴールシーンを見ることは出来ませんでした。
後半になって、ベルギーがオーバーヘッドシュートを決めたのを目の前で見させられました。
日本のシュートシーンは、反対側のゴールだったので、今ひとつ臨場感が無かったのですが、日本のサポーター一色のスタジアムでの観戦を満喫しました。
デジカメを持って行かなかった為に写真でご報告できないのは残念です。
レフリーの判定がアンフェアだったので、日本がもし負けていれば、埼玉スタジアム周辺では暴動が起きかねない勢いでした。
我々が生きている間には、もう二度とワールドカップが日本にくることは無いはずなので、とても貴重な経験でした。
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