日々雑感 2002年3月 

2002年3月24日(日)
宮崎旅行


春分の日の翌日の金曜日にお休みを頂き、4連休にして宮崎に行って来ました。
なぜ宮崎だったかというと、暖かい上に、ゴルフが出来、行ったことがない、更にJALのマイレージのチケットで予約できるところという理由で選びました。
宿泊はシーガイア、今はシェラトンに買収されたホテルです。

宮崎ではレンタカーでVitzを借りました。

宮崎の感想。

<食べ物>
どこに行っても地鶏料理の店があります。地鶏のもも焼も旨かったのですが、初めて食べたせせり(地鶏ののどの部分)の焼いたものが感動的に旨かったです。
ふらっと期待せずに入った青葉町の「大納言」という店でせせりを食べて心の底から感動しました。更に、2人で地鶏をお腹一杯食べても5千円でお釣りが来て、安くてびっくり。
また、どこに行ってもチキン南蛮があります。山形屋デパートの裏の「おぐら」という老舗の洋食屋さんで食べました。昭和の味がしました。
宮崎は牛肉も有名。幸加園(もしかしたら漢字が違うかも)という、地元で有名らしい焼肉屋さんで食べました。ここはキャンプ中に巨人の松井などが訪れるという店です。肉は美味しかったのですが、隙間風がひどく、オーダーしてから出てくるまであまり二時間がかかるので家人が我慢できなくなって早めに帰りました。

<観光>
高千穂峡はとてもきれいで、ボートを漕いでも楽しかったです。わざわざシーガイヤから3時間もドライブしていった甲斐がありました。

都井岬には、野生の馬がいるというので行ってみました。想像していた馬は、サラブレッドのような馬だったのですが、行ってみてみたらどちらかというとロバに近いような馬でした。Vitzを蹴飛ばした馬がいました。あと、車体をなめられてしまい、バックミラーで目が合ってしまいました。


<Vitz>
初めて運転しました。車を借りた際、メーターを見ると8万5千キロ以上走っていたので、非常に不安でしたが、乗ってみると物凄くまともでびっくりしました。
アンダーパワーなのですが、実用上困ったことは特に無いです。急坂の国道の登坂車線で追越をかけようとして、アクセルを床まで踏み込んでもなかなか前の車を追い越せなかったりしましたが、峠をひらひらとコーナリングしながら走ったりすると結構面白かったです。あと、びっくりするほど燃費が良かったです。
都井岬は宮崎の一番南の方、高千穂峡は一番北の方なので、3日ちょっとで600kmも走ってしまいました。
あと、カーナビがついていたので非常に便利でした。レンタカーを借りるような土地では全くもって土地鑑がないところなので、カーナビは重宝しました。しかし、純正のCD-ROMのカーナビだったために、演算速度が遅くていらいらしました。
ペーパードライバーの奥さんに、少し運転させてみました。免許を取ったのが10年前ぐらいで、それから一度も運転したことが無かった奥さんの運転する車なので、かなり怖かったです。

<その他>
行きの飛行機のスチュワーデスさんは、お年を召した方が多かったのですが、その中に慎吾ママにそっくりなおばさん(失礼)がいてびっくりしました。
奥さんとハイビスカスカントリーでゴルフをしたときのキャディのお姉さんがとても若くてかわいかったので、プレイ中緊張しました。
宮崎の人の言葉は大阪弁に凄く良く似ている気がしました。

初めての土地ですが凄く楽しかったです。海外ばかり行って日本の良さを忘れていたような気がしました。
2002年3月17日(日)
藤沢ビストロ「Village」、横浜三渓園


今日は絶好の行楽日和、早起きしてしまったのでどこに行こうか迷いました。南房総で春の花を見るのも魅力的だし、どこか都内で咲き始めた桜を見るのもいいかなあと思っていたのですが、そんなに遠くないところに車で出かけるのも悪くない、と思って藤沢のビストロ「Village」というところに行った後、本牧の三渓園で散策しようと思いつきました。

昨日オイルを補充したので心なしかエンジン音が静かになった気がしながら、一路藤沢まで出かけました。日曜日の割には道は空いていたのですが、追い越し車線をゆっくり走る車が多かったので閉口しました。

Villageは、藤沢駅から江ノ島まで抜ける国道から若干脇に入ったところにあるお店です。写真でお判りのとおり、一見すると普通のおうちなので、見落としてしまうかもしれません。

ここは、インターネットで調べて見つけました。最近フランス料理を集中して食べています。本来であれば12時の予約に間に合うはずだったのですが、カーナビにだまされ、またタイミングの遅れた道案内に翻弄されて、小一時間程遅れてしまいました。カーナビを信じきってはいけないことを思い知らされました。ストレス解消のために出かけたドライブでカリカリするのは嫌なものです。



それはともかく、遅れながらも何とかお店にたどり着きました。
お店に入ってみると、気のぬくもりを生かしたインテリアの店内に、太陽の光が差し込んでいました。
我々が通された席からは、庭が良く見え、色とりどりの花を見ながら食事をすることが出来ます。



ランチには三種類あったのですが、我々はシェフのおすすめというのをお願いしました。

前菜 甘エビとタイのサラダ風前菜
スープ ホワイトアスパラガスのスープ
魚 甘鯛のグリルパブリカのソース
肉 フィレ肉のステーキ、網笠茸のソース     
デザート
コーヒーもしくは紅茶

という4000円のメニューです。

とても居心地の良いレストランだったのですが、私たちが行ったときには日曜の昼時だったにもかかわらず、お客さんは我々ともう一組しかいませんでした。
食事のほうはというと、結論からするとどれも美味しかった。特に、魚はパプリカのソースが非常に上品で、グリルされて脂が乗ったのが適度に落ちた甘鯛の香ばしさとマッチして非常に良かったのと、フィレ肉がマグロで言うと赤身の部分であるにもかかわらず非常に柔らかく、滋味深い網笠茸のソースとのコンビネーションが絶妙でした。デザートのイチゴのパンナコッタも美味しかったです。あえて難をあげるとすると、食後のコーヒーが今ひとつ美味しくなかったことぐらいでしょうか。

ゆっくりと食事を楽しんで、本牧の三渓園に出かけました。三渓園は前から来て見たいと思っていた場所です。
三渓園は5万8千坪にも及ぶ大規模な日本庭園で、実業家であった原三渓が作ったものです。



園内には10の重要文化財があります。遠くは関西から、歴史的建築物を移築して持ってきたというのですから物凄いことです。それも、17世紀に建てられた建物が移築されてきていたりします。ある意味、大英博物館のようだなあと思いました。

しかし、日本庭園も計算された美があって、今度もう一度是非来たいと思わせる美しさでした。桜はまだ三分咲きぐらいでしたが、満開の頃はさぞ美しいことでしょう。一番私が美しいと思ったのは雪柳でした。


天気の良い晴れた日の午前中に、またもう一度来たいと思いました。

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