日々雑感 2001年7月

7月29日(日)
久々の大阪

友達の命日で大阪に行きました。もう亡くなって10年になります。交通事故でした。友達といってもただの友達ではなく、12の頃から仲が良かった親友でした。
お墓参りをして、墓をきれいに洗っているときに、お墓に新たな字が刻まれているのに気がつきました。彼のおじいさんとおばあさんでした。
彼のお葬式のときに、お二人は「わたしらが孫よりも長生きしてしまうなんて」と悲しんでいらっしゃいました。その、おじいさんとおばあさんも、お墓に入っていらっしゃいました。
図らずも、三人分のお墓参りとなりました。そして、自分が年を取っていくこと、大切な記憶も時間とともに薄らいでいくことを痛感しました。
7月22日(日)
突然のオフ遭遇(?)


午前11時半頃Titanioさんとおっしゃる996乗りの方と山手通りでばったり遭遇しました。Titanioさんは以前私のHPを見てくださってご連絡を頂いた方です。私は山手通りを南下、Titanioさんは北上していて、大崎の高 架のあたりですれ違った気がします。 一瞬の出来事だったのですが、ダークカラーのメタリックの996のキャリア ー付きとすれ違ったのです。自転車は積んでいらっしゃらなか ったようですが。 出没地点といい、色といい、キャリアーといい、Titanioさん との突然のオフ遭遇でした。 世の中狭いですね…。
そしてその後Titanioさんにメールを差し上げて、「初遭遇では?」という話で盛り上がりました。さらに、10月にOZさん主催で箱根で開かれる秋のオフミーティングに誘っていただきました。なかなか一人では行きにくいものです。誘って頂いて感謝、でございます。


7月20日(金)
ラナイ島


しばらく更新できなかったのは、旅行に出かけていたからです。転職して半年が経ち、ようやく一人前に休みが取れるようになりました。
行き先はハワイ。というと、非常にありがちな目的地ですが、ハワイといってもラナイ島という小さな島です。
昔は、パイナップルで有名なドールという会社が島全体を所有していました。赤い土が島全体に広がっている、なんとも不思議な島です。
島の周りは切り立った崖となっており、島の真ん中には標高1000メートルを超えるとおぼしい山が連なっていて、島の淵から山まではお盆のように平地が広がっています。
平地には、ほとんど何もなく、荒れた地面に草が茂っているだけです。State Highway 440号線が、その土地を切り裂くように走っています。
日本にはおそらく存在しない景色でしょう。かつて、Los AngelesからLas Vegasへと、砂漠の中をドライブしたときの景色が蘇りました。


ホテルのある海側はいつも晴れているのですが、島で唯一の街のある山の麓は、海からの風が山にぶつかるときにできる雲のせいで、ひんやりとした空気が流れていました。

島にはホテルが3ヶ所あり、一つはManele Bay Hotel、そしてLodge at KoeleとHotel Lanaiです。MBHにわれわれは泊まりました。


Lodge at Koeleは街の近くにあり、MBH利用者であればいろいろな施設を利用できます。

印象深かったのは、Lodgeからマウンテンバイクで出かけた、"Garden of the Gods"、神々の庭でした。こんな神秘的なところは、生まれて初めてです。
バイクで赤茶けた土の上を走り、絶滅寸前といわれている熱帯乾燥林の中をさらに進むと、神々の庭まで着きました。1時間ほどかかったでしょうか。



写真では実際に現地で感じた神秘性の百分の一も伝わらない気がするのですが、林の中を抜けると一面に真っ赤な荒野が広がっていて、そこに膨大な数の石が点在している中、その向うには光り輝く海が見えるのでした。
夕方来たせいもあって、古来の人が本当に神々が遊ぶ庭だと感じたその気持ちを共有できた気がしました。
普通の人は四駆を借りてここまでやってくるそうですが、マウンテンバイクで来たわれわれは、ほかの人には見れない景色が見れたと思います。奥さんは、帰り道の向かい風と上り坂に相当苦戦を強いられていましたが。

久々にのんびりすることができました。ビルゲイツが結婚式を挙げたという海辺のゴルフ場でのショットです。


7月3日(火)
空港の税関


大学時代からの友達の話。
商社マンである友人は、関西空港へインドネシアから降り立ちました。
パスポートコントロールを過ぎて、荷物をピックアップして、さあ通関しようと思ったところ、犬が吠えている音がします。
結構近くで吠えているな、犬も長旅で大変なんだろうな、と思ったそうです。
ところが…。犬はペットの犬ではなく、近くで吠えているどころかその犬は私の友人に吠え掛かっている麻薬捜査犬だったのです。
当然私の友人は麻薬など持ち合わせてはいなかったのですが、実は一つ後ろめたいことが…。
バカな友人は、アダルトDVDを山ほど持ち込もうとしていたのです。それも、自分の分だけではなく人から頼まれた分まで…。
「気づかれたか!」と思ったそうですが、さすがに犬が匂いを嗅いでもアダルトDVDを見分けることはできません。
しかし、別室へご招待となったので、持ち物検査でばれないか心臓がバクバクしたそうです。
結局、持ち物検査でDVDが発見されることはなく、友人は安堵したのでした。
それまではDVDがばれたら困るので低姿勢だったのですが、大丈夫とわかった途端係員に食って掛かったそうです。

7月2日(月)

頑張れまちゃみ


今日、とあるラーメン屋へ行きました。
そのラーメン屋には、壁一面に有名人の色紙が飾ってありました。
みんなサインは崩して書いてあるので、だれの色紙か判読するのが大変です。
でも、有名どころはだれの色紙だか分かるようにわざわざワープロ打ちで名前が貼られていました。
久本雅美には貼られていなく、その隣のスマップの中居君には貼ってありました。
世の中厳しいな、と思いました。
7月の暑い中、ラーメンを食べるのはかなりきついです。頑張れまちゃみ。


7月1日(日)
猛暑の中でのドライブ


自分で「30度を超える暑さの中では空冷エンジンの負担が大きい」などとアップロードしておきながら、車載温度計が40度を超える中横浜まで出かけました。
渋滞にはまらないことを心がけ、首都高3号線から環八、第三京浜を通って横浜のBarneys New Yorkまでバーゲンハンターとして出動です。
最近の酷暑のせいで、都内では温度計が41度まで上昇、スピードを上げてエンジンルーム内の熱交換効率を保たなければ、ということで強迫観念的にアクセル開度が大きくなります。しかし、993のエアコンはちゃんと効くのでびっくりです。ただ、都内中心でクーラーをつけながら走ると、明らかに燃費が悪化してしまい、リッターあたり5km走れませんでした。非常に地球にやさしくないです。
しかし相変わらず池尻の下り入り口の構造はひどすぎます。料金所から合流地点まで距離が短すぎ、それも直線でスピードが乗っている追い越し車線に合流するという凄まじい構造です。前の車の加速が悪いと、とても心臓に良くないです。最近は奥さんが回数券で料金を払うため、ずいぶん楽になりましたが、左ハンドルのマニュアルでお釣りをしまいながら窓を閉めてシフトアップしてウインカーを出して後方確認して合流、というのをわずか10秒以内で行うというのは、トイレで新聞読みながら歯磨きしながら音楽を聴きつつ鼻歌を歌って背中を掻くぐらい大変なことです。
第三京浜はスピードが乗りますが、覆面が多いので緊張します。横浜に近づくにつれ、外気温計が35度近辺まで下がってきました。やはり東京は段違いに暑い都市のようです。人口密度が高く、車が多く、緑が少ないせいでしょう。やはり、第三京浜のように流れる高速道路を走ると、油温も明らかに低下傾向が見られます。気温の高くない日に街中を走るよりも低くなっていました。
たまに買い物をするのもいいものです。ただし、バーゲンだと安くていいのですが(当たり前か。)、静かな中いろんなものから選ぶことができないので、人がいないときに行くのが一番好きです。愚妻はいろいろ買って満足しておりました。
遅い昼食をいつもどおり重慶飯店新館で摂りました。美味しかったのは四川風に辛く味付けされた鰻の炒め物と、酸っぱくて辛いスープに水餃子が入ったものでした。汗を一杯かいて、夕方の渋滞を避けるために5時前に東京へと戻りました。

最近気になるのが、シフトレバーのブーツのところからカタカタと異音がすることです。車の中での異音は、どこから聞こえてくるのか方向感がつかめないために最初はどこから音がしているのか分からなかったのですが、シフトレバーのブーツからと分かりました。気にし始めると結構気になります。みなさまこんな経験をされた方はいらっしゃらないでしょうか?


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