日々雑感2001年12月


12月30日(日)
竹芝Tsuki


先日は会社の後輩Tとその婚約者との食事でしたが、本日は前の会社から一緒だった先輩夫妻(奥さんは今でも前の会社で働いている)と食事をご一緒することになりました。場所は竹芝のインターコンチネンタル東京ベイの隣のTsukiというレストランです。
ここは非常にロマンチックな眺めの良いレストランです。大きくガラスが張られた窓からは、レインボーブリッジやお台場の観覧車、フジテレビがとてもよく見えます。われわれがお邪魔したのは日曜のブランチだったのですが、以前夜に訪れたときは夜景がとても美しかったです。その時は、他のお客さんはかなり脂っこいカップルばかりでした。
東京の冬は天気が良くて、屋内にいるととても気持ちが良いので私は大変好きです。今日も、柔らかい冬の日差しを浴びながら、食事をすることができました。
ここは料理自体は特別凄い訳では無いのですが、やはり雰囲気が良いのでお勧めです。年末だということもあってか、われわれ以外にお客さんが全く入っていなかったので、まるで貸切の様でした。
ブランチのメニューは、洋食が3種類(一番高くても5千円)のコースと、お鮨(月下美人というすしバーが併設されている)の2種類のコース(2千5百円と3千5百円)から選ぶというもので、私はお鮨の高いほうを頼みました。奥さんは洋食の3千円弱のコースを頼んだのですが、それも悪くなかったとのことです。
天気が良かったので、食事が終わったあと先輩夫妻とともにレインボーブリッジを背景にデジカメで写真を撮りました。われわれ夫婦の年賀状は、その写真をもとに年末ぎりぎりに仕上がりました。
その後先輩夫妻を愛車に乗せて、東京駅までお送りしました。私の車に4人乗車したのは初めてのことです。何事もやればできるということが判りました。



12月28日(金)
銀座エノテカピンキオーリ


後輩のTが会社の同僚と結婚することになり、お祝いに銀座のエノテカピンキオーリにご招待しました。ここは、今年2月にわれわれの初めての結婚記念日にディナーを食べた店です。そのときはワインセラーが改装中ということで、種類はなかったのですがTua Rita のRedigaffiというワインを飲んで、非常においしかったので、今回もワインに期待して訪れました。
以前のメニューははっきり覚えていないのですが、メニューを見ると前回来たときよりも価格帯が下がっているような気がします。
私はたまたまジャケット着用で行ったのですが、後輩Tはジャケットを着てきていなかったため、店から借りていました。ジャケット必須だとはまったく知りませんでした。
私は1万8千円のコースを、奥さんとTの婚約者のKさんは1万2千円のコース、Tはアラカルトで注文しました。
前回Tua Ritaを飲んで非常においしかった旨をソムリエ氏に告げると、ソムリエ氏は私の初めて聞く名前のメルロ100%のワインを勧めてくださいました。しかし、期待していたほどにはおいしくなく、さらに私はお恥ずかしいことになんと言うワインだったか忘れてしまいました。エチケットはTにあげてしまったのです。
料理も、以前伺った時よりもクオリティが下がってしまっているような気がしました。奥さんも同様の意見です。日本人スタッフの対応はカジュアルだったのですが、イタリア人スタッフの対応が若干スノビッシュだったのが引っかかりました。

12月16日(日)
鮨「すしやの中川」、馬事公苑で馬と記念撮影


ようやくポルシェセンター世田谷にカーナビの取付けのため車を持って行きました。その話は別にアップロードする予定なので多くは語りません。
日曜日の昼過ぎに世田谷近辺で食事をすることになり、かつて購入したBrutusの鮨特集に出ていた用賀の「すしやの中川」にお邪魔しました。
用賀中学校のすぐ近くに、こじんまりとお店はありました。2時過ぎにお邪魔したのですが、結構混んでいてびっくり。昼から皆さん一杯飲まれていました。恐らく近所の方が多いのでしょう。
しかし、ここのお鮨屋さんは良かった。つまみも気の利いたものが出てくるし、握りもさよりをはじめいいネタを使っていました。lからすみが美味しかったし、塩辛も美味しかった。
値段も非常に良心的で、驚きです。

その後車をポルシェセンター世田谷に持って行く前に、すぐ近くの馬事公苑によりました。ここはなんだかとても落ち着くところで、馬術競技をボーっと眺めていたりするとほっとします。
この日は「馬と年賀状撮影」という素晴らしいイベントが開催されていたのですが、われわれが行ったのが閉園1時間ほど前だったため、時すでに遅し、でした。
仕方がないので中をぐるぐる散歩していたら、馬術の練習をしている人(と馬)がいたので、年賀状のネタになるかと思って記念撮影をしようとしていました。馬術の練習の邪魔をするつもりも全くなかったのですが、写真をぱちぱちとっていたら、わざわざ馬にのって私の横まで来て、写真をとらせてくださいました。馬と見つめあっているのが、下の写真です。夕方なので画面がちょっと暗いのが残念ですが、個人的には非常にいい写真だと気に入っています。



12月2日(日)
裾野で蕎麦を食す


ハワイから帰ってきて無性に日本の食べ物が食べたくなり、美味しい蕎麦を求めて裾野まで出かけることにしました。なぜかというと、成田から帰るバスの中で、週刊新潮を読んでいたら、お勧めの蕎麦屋についての記事が載っていて、その中の一つが裾野にある「蕎仙坊」だったのです。
東名裾野インターから車で10分ぐらいの山の中に、目指す蕎麦屋はありました。

12時前だというのに、人が大勢いました。フラッシュをたいて写真をとるのが恥ずかしかったのですが、ご覧になってお分かりの通り昔からある民家を改築して作ったお蕎麦屋さんです。

天麩羅をつまみで、あと鴨のたたきを頼んで、蕎麦が来るまでビールを飲んでいました。話の中身から隣の席の二人は警察関係者だというのが分かったので、酔いが覚めてから車に乗らなければと思いました。鴨のたたきは非常に美味で、美味しいつまみでした。
蕎麦は私の好みから行けば85点ぐらいだったのですが、ここのつゆは角のないまろやかな味で非常に美味しかったです。私は鴨汁せいろを、奥さんは田舎蕎麦と普通の蕎麦が盛り合わせになった二色蕎麦を食べました。
満足して店を出ると、人がたくさん待っていて、心から早く来てよかったと思いました。
その後、御殿場に戻ってプレミアムアウトレットをのぞき、ロイヤルコペンハーゲンのアウトレットでティーポットとウイスキーグラス、ワインのエチケットのアルバムを買い、河口湖方面に出かけました。河口湖の近くに、千と千尋の神隠しに出てきそうな温泉があるというので、そこで一風呂浴びてから食事を食べて帰ろうということになり、写真の温泉によりました。河口湖温泉寺という名前の温泉です。

ゆっくりくつろげましたが、温泉の質自体は大した事がなかったです。
そして、Esquireという雑誌に随分前に紹介されていたRichettaという小さなピッツェリアで食事をとって、東京に戻りました。Richettaは小さな店で、観光地にありがちな喫茶店と見間違えてしまいそうな店ですが、ディナーのコースが3000円という割には非常にしっかりとした食事を出す、誠意が感じられる店でした。

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