日々雑感2001年11月

11月22日(木)−29日(木)
マウイ島カパルアへ


1日目
5時過ぎに仕事を早めに切り上げて、ノースウエスト22便でホノルルを目指しました。この時期米系の航空会社に乗るなんて、と思われるかも知れませんが、日系の航空会社を皆さん選ばれるために、米系しか予約が取れなかったのです。しかし米系キャリアには久しぶりに乗りました。
久しぶりに乗って驚いたのは、日系よりも随分と良かったことです。というのも、アッパーデッキには12席しかなく、シートピッチもかなり余裕がありました。シートを一番後ろに倒しても(多分150-160度)、後ろの席に干渉することは全くなかったです。
このところ激務が続いていたため(前日の帰宅は2時、その前も午前様)、ぐっすり眠れ、離陸したことさえも気づきませんでした。ずっと寝ていたわけではないのですが、到着前の朝食も食べそこないました。夕食のワインがとても美味しくて、得した気分がしました。

ホノルルに朝着き、カパルア行きのIsland Airに乗換えなのですが、3時間ほど待ち合わせがあったためタクシーに乗ってWaikele Premium Outletへ行きました。Thanksgivingだったので、開いているかどうか不安だったのですが、一部の店舗が閉まっていただけで問題なし。奥さんも私もサングラスを持ってくるのを忘れたため、Sunglass Hut(昔NYにいた頃もここでサングラスを買いました)で購入しました。
Premium Outletと称する割には結構地味なショッピングモールでした。空港からタクシーで片道30ドル払う価値があったかどうかは疑問ですが、Island Airの待合室で3時間時間を潰すよりは良かったはずです。
空港に戻って搭乗前の検査を受けたのですが、これがとても厳しくてびっくり。カバンを開けて全てのものをチェックし、携帯電話とデジカメは電源を入れて動作するのを確認するほどの厳重さです。これまではネイバーアイランドに行くときはほとんどバスに乗るような気楽さで搭乗していたのですが。しかしこれまでが能天気すぎたのかもしれません。州兵が自動小銃M16を下げてうろうろしていました。
小一時間ほどのフライトの間も再び爆睡。気がついたらカパルアに到着していました。事前にホテルに到着時刻をファックスしていたため、当然のように迎えの車が来ているかと思ったのですが、残念ながら見当たらず。電話でシャトルを呼んだらすぐ来ました。

ホテルはカパルアベイホテル。インターネットで予約していたのでチェックインは非常にスムーズ。感じの良い日本人女性が対応してくれました。
チェックインするときに蘭の花で作ったレイをプレゼントされました。気恥ずかしいが、いい香りでした。レセプションでたまたま前の会社で一緒だったA氏と遭遇。およそ二年ぶりの再会でした。彼はアメリカに留学するといって会社を辞めて、それ以来会っていませんでした。こんなところで会うとはびっくりです。
午後1時にチェックインしたのですが、部屋の準備が出来ていなくて部屋に入れず、仕方がないので空腹だったこともあってプールサイドで昼食を摂りました。焼きそばのようなAsian Noodleと称するものを食べました。15ドルは高い。ビールを飲んで食事を済ませると再び睡魔が襲ってきたのですが、まだ部屋が使えなかったためついロビーのソファーで寝てしまいました。考えてみると結構恥ずかしい。しばらく爆睡した後に、先ほどの日本人女性に起こされて部屋の準備が出来たことを告げられました。ぴったり3時でした。

ここのホテルは若干古いのですが、部屋はそこそこ広くいい感じです。オーシャンビューの部屋で、モロカイ島が正面に見えました。廊下をはさんで反対側が、ホテルのプールとモロカイ島が正面に見える眺めの良い側だったのですが、こちらの部屋の眺めもまずまずです。しかし北向きのため、朝日を浴びながらベランダで朝食を摂るというわけにはいきませんでした。これが部屋からの眺めです。

ホテルの設計は前回泊まったラナイ島のマネレベイホテルに少し似ています。調度品がシンプルなのがかえって好印象です。カパルアでは、どこに行ってもちょうちょのシンボルマーク(蝶の形で胴体部分にパイナップルがアレンジされている)がついています。灰皿の砂の上まで型押しされていてびっくりです。超ゴージャスなリゾートホテルというわけではないのですが、譬えて言うと品のある老舗のホテルという感じです。働いている人たちのホスピタリティの高さは特筆もの、ベルボーイからシャトルの運転手まで非常に感じが良いです。
部屋に入ると、またまた睡魔に襲われて、7時まで寝てしまって奥さんに怒られました。夕食はホテルのバーで軽く食べ、お酒も軽く飲んだだけなのに酔いが回ってまたまた爆睡です。どうしてこんなに眠かったのか良く分かりません。ただ時差ぼけと寝すぎで夜中に起きてしまった後眠れなくなり、メラトニンをのんでようやく朝の4時過ぎに再び寝ることが出来ました。

2日目
10時ごろようやく目が覚めました。寝癖のついた頭で朝食を摂りに出かけました。いつもなら朝食はバフェにするのですが、昨晩夕食を食べてすぐに寝たため胃が重苦しく、奥さんはフレンチトースト、私はコンチネンタルブレックファストでマフィンを注文しました。フレンチトーストは美味しかったです。コーヒーがとてつもなく不味かった。アメリカでは良くあることですが。しかしコナコーヒーの本場なので美味しいコーヒーが飲みたいです。
ホテルの朝ご飯で、いろいろある中から選べると非常に幸せな気分がします。日本で一番良かったのはリッツカールトン大阪の朝食だったかも。旅館の朝ご飯も捨てがたいのですが。

食後に少し散歩をしてからシュノーケリングに出かけました。ビーチはホテルから階段を下りてすぐ、一応「ハワイ一きれいなビーチ」だそうです。確かにきれいでした。風が強かったので波が強いかと心配しましたが、杞憂でした。冬なので若干水温が低く、陽射しもそれほどきつくなく、私は日焼け止めを塗らずにいて全く問題ありませんでした。
奥さんは日焼けをすると困るので、ビーチでパラソルを借りました。奥さんが出かけていって借りてきたのですが、何と一日25ドル。だれも使っていないわけです。パラソルを借りた直後から薄曇りになったのには結構笑えました。シュノーケリングは魚がかなり多かったので楽しめましたが、期待していたウミガメには出会えませんでした。産後が死んでいるのが多かったです。ビーチはやはりきれいでした。

波打ち際でくつろいでいたら、謎の日本人の男3人と女4人の不思議な連中が来ました。年のころは20代前半から半ば。男たちは不細工だったのですが、女の子たちはそこそこかわいく、うちの奥さんは早速オバタリアン(死語ですな)ぶりを発揮して、謎の一味の会話を耳ダンボにして素性を探っていました。やめなさいってまったく。

午後も4時前となり、翌日のゴルフに備えてコースに併設のドライビングレンジに練習に出かけることになりました。初日に空港からのシャトルから見えたゴルフ場、The Village Courseに向かいました。カパルアにはBay Course、Plantation Course、Village Courseの3つのゴルフ場があります。Plantation Courseではあと1ヶ月ほどでMercedes Open(PGAツアー開幕戦)が行われるとあってか、予約がいっぱいでした。
行っては見たものの、ドライビングレンジの受付終了の4時半に間に合わず、仕方がないのでパッティンググリーンでパターの練習をしました。

帰ってきて夕食に何を食べるかで悩みました。ラハイナ(カパルアから一番近い街、カアナパリの近く)まで出かけてLonghi'sというイタリアンの店に行くことに決定しました。全くガイドブックの類を日本から持っていっていないので、結構適当です。
Whelers Villageというカアナパリの中にあるショッピングモールまで行く一時間に一本しかないバスに乗り、バスを乗り換えてラハイナまで出かけました。ショッピングモールは昔行ったことがあったはずなのですが、余り記憶に残っていませんでした。
Longhi'sに行く前にショッピングをし、奥さんは安物のカバンを、私はゴルフ用のショートパンツとその他の服を買いました。Longhi'sは結構流行っていて混み合っていました。隣のテーブルの人がロブスターのパスタを頼んでいて、奥さんがそれを食べてみたいということで頼むことにしました。しかし隣の人が食べている皿の大きさが半端じゃない。お皿の大きさが恐らく今使っているPCのキーボードよりも大きいぐらいの勢いです。注文したら案の定ものすごい量でした。味はまあまあ、奥さんがもう一品頼んだ魚のフライのようなものはかなり美味しかったです。ロブスター一匹丸々入っていたので、あとで気がついたのですがその一皿で55ドルという凄い値段でした。まあいいか。白ワインも美味しかった。

酔っ払って部屋で爆睡です。

3日目
今日は12時40分からVillage Courseでラウンドです。そのため10時過ぎにはコースに着き、ドライビングレンジで練習をしました。

やはり芝の上で練習を出来るのはありがたいです。しかしここのゴルフ場はとてつもなく眺めがいいです。

練習後ランチをとっている写真がこちら。

ランチの後カートでコースに出ようとしていたら、突然隣のカートのおじいちゃん2人組に握手を求められてびっくり。どうやら奥さんと2サムで回るのではなく、4人で回るということらしい。おじいちゃん2人のうち1人は日系2世の本間さん、もう1人は本間さんのお友達のBruceというメルボルンからきたオーストラリア人でした。
実はわれわれは全くの他人のコースに出るのが初めてだったため、結構緊張しました。とりあえず最初にわれわれはとても下手くそだと伝えておきました。すると、おじいちゃん2人も「われわれも歳なので気にしなくていいよ」といってくれました。少し安心しました。

ところが。おじいちゃんたち二人はとてもゴルフが上手でびっくりしました。2人とも歳は70代前半ぐらいなのですが、とてもお元気で、背筋もしゃんとしてしっかりされています。Bruceは下手をすると私よりもドライバーの飛距離が出ます。本間さんもかなりの飛ばし屋です。何よりも凄いのが、2人とも適当に打っているようにしか見えないのですが確実にグリーンに乗せてくることです。
本間さんは日本語も少し話すが英語の方が得意そうなので英語でしゃべりました。下手くそな私にいろいろとアドバイスをしてくださったため、私のスコアはあまりよくはなかったのですが、楽しくラウンドすることが出来ました。
とてもいい旅の思い出になりました。

帰ってきてジョギングに出かけ、ホテルのメインダイニングBay Clubにて夕食。運動疲れで白ワイン一本飲んで本当に泥酔。レストランで思いっきり寝入ってしまいました。奥さん呆れ顔。

4日目
今日は日曜日なので、朝食はブランチを食べました。バッフェスタイルだったのでいろいろ食べられたのですが、大失敗をしました。というのも、牡蠣があったので食べたのですが、これが最悪な代物でした。食べた途端とても生臭く、吐き出したいぐらいでした。不味いだけならまだいいのですが、最悪はこれで食あたりになること。とてもどきどきして朝食を終えました。

それから再びシュノーケリングをしに出かけ、食あたりにならないように願いながら海にいました。この日も残念ながらウミガメには出会えず。いくつか先日は見つけられなかったポイントで多くの魚を見ることが出来ました。そのあとゴルフの練習に出かけ、翌日のリターンマッチに備えました。本間さんに教わった通りゆっくり大きく振り切ると、ドライバーがまっすぐ飛ぶ確率が非常に高くなっていてびっくり。翌日のラウンドが楽しみになりました。奥さんは調子が出ないらしく八つ当たりしていました。幸か不幸か食あたりにはならず。

日本では狂牛病で大騒ぎですが、アメリカは大丈夫(ということになっている)ので、どうしても無性にごっついステーキが食べたくなり、ラハイナにまた出かけました。Ruth's Chris Steakhouseという店に9時から予約を取り、それまで買い物をし、あとハリーポッターの映画を見ることにしました。
アメリカは映画が非常に身近な娯楽となっています。というのも7ドルやそこいらで映画が見られるのですから。昔ニューヨークに一人暮らしをしていた頃は、良く見に行きました。いすが大きくて、あまり混まないし、夜遅くまでやっているので、レンタルビデオを見に行く感覚で出かけてみていたものです。ハリーポッターは日本でまだ公開されていなかったので、帰ってきて自慢できるかなあと思いました。
ハリーポッターについては多くを語るつもりはありませんが、一つだけあげるとすると、呪文とか魔法に関する英語が全く分からなかったので、字幕無しだと結構つらかった。
でも面白い映画でした。
ステーキハウスで巨大なTボーンステーキを食べました。マウイ島で一番のステーキハウスとのことでしたが、肉が臭く、日本のステーキが懐かしく思われました。しかしぺろりと平らげてしまいましたが。
食後にハードロックカフェでバーボンを飲み、Buba Gumpというフォレストガンプのテーマレストランの前で写真をとりました。

ベンチの横にあるのはトランクとチョコレートの箱で、映画の中のせりふ「人生はチョコレートの箱のようなもので、何が出てくるか分からない」とガンプが言うときにこのベンチに座っているという設定です。

夕食後エレベーターで乗り合わせた外人(外人はわれわれですが)にウミガメを見たことを自慢されてちょっと悔しかったです。

5日目
5日目は大雨が降り、どこにも行くことが出来ずボーっとしていました。しかしそれもつまらないので、シャトルバスに乗ってPlantation Courseに行ってブランチを摂りました。そのときは雨は上がっていたのですが、食事を終えるときになって、文字通り滝のような雨が降ってきました。ゴルフをプレイしていた人がびしょびしょになって帰ってくるのですが、流石アメリカ人、気合いが入っています。バケツをひっくり返したような雨の中、ショップで雨具を買って再びコースに戻っていく連中もいます。結構びっくりしました。
Plantation Courseはカパルアのゴルフ場の中でも一番雰囲気があり、PGA開幕戦を前に盛り上がっていました。タイガーウッズが一昨年優勝したときの写真が大きく飾られていました。また、まだ11月だったのですが、クリスマスツリーが飾ってありました。
大雨は降り続き、つまらない一日でした。晩御飯だけでも何か気晴らしになればと思い、ホテルの隣にあるSanseiというスシバーに行くことにしました。というのも、ここはハワイ版Zagattサーベイで最も評価の高いシーフードレストランであると聞いたからです。
しかし、やはりハワイの飯でした。まあ、あんなもんでしょう。アメリカ人の味覚を信じてはいけません。

6日目
最終日、早起きして空港へ向かいました。昨日は、大雨でホノルル行きの飛行機は欠航になったようで、昨日飛行機に乗れなかったとこぼしていたおばあちゃんがいました。われわれが乗る飛行機も、予定時刻になってもホノルルから到着しませんでした。「乗り換える飛行機に乗り遅れても、その損害を請求しません」という紙にサインさせられたので、ちゃんと飛行機が到着するか気になって仕方ありませんでした。
また、カパルアの空港も警備が厳重で、奥さんがカバンの中に毛抜きと爪切りを入れていたところ、所持品検査で没収されてしまいました。毛抜きと爪切りで人が殺せるのなら、食事のときのフォークで人殺しが出来ると思うのですが。奥さんはご立腹でした。ちなみに機内食用のナイフはプラスチック製に変更になっていましたが、フォークは金属のままでした。
しばらく待つと無事にわれわれを迎える飛行機がやってきて、ホノルルへと向かいました。帰りの東京行きの便では余り寝ることは出来ませんでしたが、快適な空の旅でした。
楽しかったマウイ島ももう遥か彼方です。
11月18日(日)
そこまでゆってない
今日、駒沢通りを走っていると、パーキングメーターのある車一台分ぎりぎりしかないスペースに路上駐車しようとしている車がいました。
車はPoloで、女性が一生懸命縦列駐車しようとしていました。
バックで入れないと絶対入らないスペースに、頭から入れようとしているため、ずっと待たされて頭にきたので、ついクラクションを鳴らしてしまいました。
すると、女性は気が動転したのか、無理やり車を駐めようとしたため、後ろに駐車中のRVのカンガルーバーに左側後部ドアを思いっきりぶつけてしまいました。
そこまでやれとは言っていないんだけどなあ。
とても罪悪感を感じました。
11月18日(日)
新横浜ラーメン博物館


奥さんはラーメン好きです。私も決して嫌いではないのですが、奥さんが恵比寿に住んでいるときにいろいろなラーメン屋に連れて行かれてその後ラーメンを食べるようになった気がします。
冬も近づいたので私の冬服を買いに出かけることとなり、恵比寿で買い物をしたあと横浜のバーニーズへ行くことになりました。どこで昼食を取ればよいか、グルメ本を読んでいたのですが、ふとラーメン博物館のことを思い出しました。奥方に聞いてみると、一も二もなく賛成だということで、第三京浜に乗って港北へ向かいました。
博物館、というぐらいなので何か特別な外見を持つ建物があるのかと思って探しましたが、ただの普通の駐車場併設のビルでした。
びっくりしたのは、3時過ぎに行ったにもかかわらず人々が博物館に入場できず、路上で列をなしていることでした。さらに驚いたことに、待ち時間表というのがあって、90分以上待たないとは入れない店が数件あったことです。私はラーメンを食べるのに一時間半も待つことが出来ません。
15分ほど待つと、入場券をようやく買うことが出来、大人一人あたり300円を支払って入場しました。博物館の中は、「夕焼けの昭和30年代」というのをイメージして作られていました。しかし、なんとなく雰囲気が変です。人口密度が高く、そして人々はじっと目当てのラーメン屋に入るために長蛇の列をなしているのです。
われわれは待ち時間が比較的少なくてすむラーメン屋さんの中から入る店を選びました。そして、Kという店は5分待てば入れ、私の好きな九州風のラーメンを出す店だというので食券を購入して待ちました。あっさり入れたので拍子抜けしました。
しかし、です。やはりあっさりは入れたのには理由がありました。ラーメンの香りはよかったのですが、店員は全く緊張感がなく、麺は延びていて、お客さんもラーメンマニアみたいな人はほとんどおらず観光客か親子連ればかり、はっきりいって近所のラーメン屋さんのラーメンの方が美味しかったです。奥さんも同じことを感じていました。
ガチンコラーメン道の佐野さんの店は90分並ばないとは入れないのはそれなりの理由があるからでしょう。
1階の麺製造の実演をやっているところで、佐野さんが厳しい顔をしながら麺を作っているのを見た後、がっくりしながらラーメン博物館を後にしました。
11月15日(木)
愛用の品


ついにこの日が来てしまいました。ずっと恐れていたことがついに起こってしまいました。
いつから使い始めたのか記憶に定かではないのですが、少なくとも7年間以上愛用してきたスーパーハードのジェルが、どこに行っても見当たらなくなりました。
それは、資生堂の「Aleph」という赤いパッケージのジェルです。
私の髪はとても硬く、ちょっとやそっとではいうことを聞かないのですが、このジェルだけが私の髪の毛を押さえつけることが出来たのです。
正確に言うと、髪の毛を押さえつけることはその他のジェルでも出来るようになりました。以前は私の髪の毛の硬さに見合ったジェルはなかったのですが、最近いくつか出てきました。しかし、他のものだと乾燥したら粉を吹いたようになってしまったりして、余り良くないのです。
オウム真理教がAlephを名乗り始めた頃から、名前が良くなかったのか店頭で探すのが難しくなっていましたが、渋谷のマツキヨなどで在庫を発見すると、5本程度まとめ買いをしてきました。しかし、ついに万策つきました。
しかし、Alephシリーズを置いていない店でも、Alephのスーパーハードジェルだけは置いてあったことが何度かあったため、実は私と同じようにこのジェルでなければ駄目な人はいっぱいいたのではないかと思います。
資生堂さん、今からでも遅くないので、ぜひ再発売してください。宜しくお願いいたします。

11月11日(日)
筑波山で紅葉、水戸であんこう


土曜日は12月中旬ごろの冷え込みで、雨がしとしと降って非常に冷たかったが、日曜日は快晴でした。
二日酔いの頭痛で5時半に目が覚めてしまい、日曜日の皇居の周りを愛車でぐるぐる回りました。タイヤを新品にしてから気合いを入れて走っていなかったので。
奥さんを乗せて無理をするとまた大変怒られるので、奥さんが寝ている間にP-Zeroの新品の感触を試したかったのです。
新しいためまだ若干硬い気がしますが、グリップは粘りつく感じがして非常に良いです。皇居の周りを結構なスピードで何周もしたので、警備の機動隊員に変な目で見られました。

そして非常に天気が良かったので、遅ればせながら紅葉見物に行くことにし、ウェブをチェックしたら筑波山が丁度見頃だということで、筑波山に出かけた後水戸であんこうを食べることにしました。冬の水戸であんこうを食べるのは恒例行事です。
常磐自動車道に乗って筑波を目指しました。筑波大学の前の欅並木の紅葉の見事さといったら素晴らしかったです。メインストリート一杯に黄色から赤までさまざまな色の葉っぱを付けた欅が、延々と並木になっているという素晴らしい風景でした。
遠くから見ると結構かすんでいてよく分からないのですが、筑波山も、近づくにつれて赤く色づいているのが良く分かりました。
筑波山神社から、ケーブルカーに乗って山頂に向かいました。神社はと非常に古くからある歴史ある神社で、鐘が大きいのにびっくりしました。



写真でお分かりになるように、山頂付近はきれいに紅葉していました。知らなかったのですが、筑波山は日本百名山の一つでした。かつては3000m級の山にえっちらおっちら登って、百名山の一つ一つを制覇していたのですが、今回はケーブルカーを降りて20分もしないうちに山頂についてしまったので、なんだか複雑な気分でした。
紅葉鑑賞を終えて、本当は筑波スカイラインを走りたかったのですが、奥さんが箱根でスピンしたのがよほど怖かったらしく、ワインディングの道を嫌がったので、しぶしぶ普通の道を走って常磐道まで戻って水戸に出かけました。
水戸で買い物をするのも一つの目的で、石岡の地酒の「渡舟」というのを是非買って帰りたいと思っていました。水戸京成デパートという小さなデパートの地下で発見しました。飲むのが楽しみです。また、和菓子で光圀饅頭というのがあって、それを買って帰ったのですが、これは非常に美味しかったです。「名物にうまいもの無し」といいますが、ここの饅頭と最中、あと十三まいりというお菓子は絶対のおすすめです。
今年の2月に来たときに行けなかった、「魚誠」に行こうと思ったら、日曜日は閉店だったので、前回行った「山翠」にあんこうを食べに再びお邪魔しました。
美味しかったのですが、季節がまだ早いのか、今年の2月に行ったときのほうが美味しかった気がしました。それでも充分美味しかったのですが。
11月4日(日)
沼津鮨「古川


というわけで、すし匠の中沢さんに教えていただいた沼津の「古川」さんに早速お邪魔することにしました。
週末実家に帰っていたので、親のC240ワゴンに乗って両親と奥さんとで出かけました。
去年の12月に寿司文から独立されたので、もう1年近くになるとのことです。
お店は双葉寿司のすぐ隣にありました。新しくて気持ちのいいお店でした。生のシラスや、げそ、本マグロの中トロなどを頂き、非常に美味しかったです。
古河さんも柔和にお話になりながら握ってくださいました。両親も奥さんも大変喜んでおりました。

11月1日(木)
四谷「すし匠 華屋与兵衛

接待で久しぶりに四谷のすし匠さんにお邪魔しました。ここはかつて会社を変わる前にはちょくちょくお邪魔していたのだが、どういうわけだかここしばらくご無沙汰していました。接待といってもそんな肩肘張ったものではなく、いつも一緒にお鮨を食べに行っている仲のいいお客さんと一緒だったので、リラックスしながら食事ができました。
中澤さんは相変わらず熱心で、色々なことを説明しながらつまみや鮨を出してくれます。ここまで説明してくださるお鮨屋さんは、そんなにないのではないかと思います。また、研究のために日本全国を食べ歩いていらっしゃっているので、私が唐津で食べた「つく田」の鮨は美味しかった、というとうなづいてくださったり、沼津の寿司文の親方は実は雇われ親方で最近独立した、などいろいろな話が聞けました。むろん、つまみやお寿司が美味しかったことは言うまでもないです。いろいろな意味でサービス精神が旺盛なお店でした。

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