日々雑感 2006年6月残念ながら、毎日車に乗れるわけでもないので、紺ガエル日記の更新は頻度が下がってしまいます。このページは、当ホームページの表紙に私が「独り言」のように書いていること、また、書いていないことをアップロードしていきます。 |
クルマに対する価値観の違い
うちの会社の偉い人がいるのだが、彼はクルマ好きだ。さらにいいことに、金持ちだ。
そういう訳でF360から乗換えを検討しているのだが、対象は以下の車。
結局どの車にするのかな、と思っていたら、恐ろしいことに「全てのクルマに発注をかけて、一番デリバリーが早いものにする」という結論に到達したらしい。 F430スパイダーが年末納車、599はメドが立たず、ムルシエラゴも年末納車ということで、どうやらF430になる勢いだ。しかし、「早く来ればどれでもいい」「いいクルマでも、他人が乗っていたら嫌」「最新の誰も乗っていないクルマに乗って目立ちたい」というのは、私の価値観にはないので、結構新鮮な驚きだった。 しかし、発売されたばかりの(ちょっと前だとコンチネンタルGTとか)低走行車が、中古車屋で売られているケースを良く見ることを考えると、世の中そのような価値観をもっている人は少なくないのかもしれない。当然法人名義で、唸るほどある法人所得を減らすためにいくらでも経費を使って良い立場にいる人たちなのだろうが…。あと、銀座や六本木などの飲み屋街に夜フェラーリで来ている人たちも、似たような価値観なのだろう。 そういう人たちがいるおかげで、新古車が安くマーケットに出回るのだろうから感謝しなければならないのだろうが、彼らから見ると10年落ちのポルシェに乗っている私には貧乏人にしか見えないのだろう。別に全く構わないのだが。 この記事へのコメントWeb2.0時代の自動車評論家、河口まなぶ氏ストレスがかかると創造的なことをするのが難しくなる、ということをここ一、二ヶ月間で思い知らされた。折角メジャーな媒体で本HPを紹介してもらったのだからちゃんと更新をすれば、アクセスも伸びるのだろうが、好きでやっているHPの更新が義務のように感じられて、アップが出来ないと罪悪感を感じてストレスを感じて、また更新への意欲が薄れるという変な悪循環になっている。 しかし、本HPを立ち上げて、自分で積極的に情報発信するといろいろ面白いことになるという、とても大事なことを学ぶことが出来た。最近そんなポジティブな気持ちになる機会が残念ながら減ってしまったのだが、自動車評論家の河口まなぶさんが最近ブログに書いていらっしゃる文章を読んで、再び気づかされた。 河口さんとはギョーカイポルシェクラブつながりでお知り合いになったのだが、お話させていただいたり、あるいは書いていらっしゃるものからはいつも「諦めていないで自分で出来ることをすることで何か面白いことが必ず起こる」と考えていらっしゃるのが伝わってきて、ポジティブな力をおすそ分けしてもらっている。例えばロードスターは動力性能のバランスはいい車だが、内外装がもう少し質感が高ければさらにオーナーが愛着を持ってロードスターと生活を楽しめるだろう、と考えれば、HP/雑誌で読者やメーカーを巻き込んでロードスター改造計画を始めたりされている。 既存のメディアや自動車メーカーにアクセスのある自動車評論家であるという自分の「立ち位置」を理解した上で、広く一般に意見を募ることができ、本当に思い入れがある人たちが自分の時間をボランタリーに提供してくれるというウェブの既存メディアに対する優位性を理解して行動されていらっしゃるWeb2.0時代の自動車評論家、というのが、私の河口まなぶさんに対する評価だ。 この記事へのコメント2006年5月の日々雑感へ Home |
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