紺ガエル日記 2001年1月13日 我が家に紺ガエルがやってきた!

走行距離 8,276km

プレステージに午前中に行き、青猫を置いてきた。乗りなれた車を手放すのはやはり寂しいものがある。ポルシェ各部の取り扱いの説明を受け、ついに納車完了。
流石に慣れないので、凄く緊張した。初めて東名東京インターの近くのJOMOで給油。恥ずかしながら,ドアの開け方がわからず店員を待たせてしまう。
世田谷ポルシェの小塚さんに、何かと面倒になった御礼をしに行く。小塚氏,リアタイヤの磨耗には注意が必要とのアドバイスをしてくれる。ポルシェフェア中だったので忙しそうな中お邪魔したので、恐縮する。お土産にポルシェロゴ入りのキャップをもらい、オーナーとなった実感が少しだけ湧いてきた。

その後、東名東京から横浜青葉、一般道を通って第三京浜港北、玉川まで戻り帰宅。第三で150キロ程度で走行中、ステアリングへの振動があり、心配になる。スピードなのか、エンジンの回転数なのかはこの時点ではわからず。
アイドリングスタートを覚えるまで、発進には神経を使いそうだ。暖機も青猫よりも長い時間行わねばならず、油温、油量ともにこちらも気になる。

初めての車庫入れはあっけないほど簡単だった。青猫より全幅が10センチほど広くなったが、リアフェンダー部分が広いだけなため、隣のゲレンデバーゲンのことは気にしなくてよかった。かなりほっとした。

ホイールを絶対擦らないようにしようと心に誓う。

走っていると、進路変更などで譲ってもらいやすくなったような気がする。第三京浜では、やはりみんな譲ってくれた。これで奥さんも怖がる機会が減るというもの。

そして、家に戻って車をいったん置き、友人宅へ出かけていた奥さんと夕方渋谷で落ち合う。

私は東急ハンズとタワーレコードに行きたくて、家から渋谷まで歩いて出かけていた。 東急ハンズへ向かったのは,駐車場の壁に運転席側のドアをぶつけても大丈夫なように、粘着テープが裏についたクッションを買い求めたかったからである。いろいろ店内を見回したが、1階の家具用品のところにフェルト地の家具の足に敷くものが350円で売られていたため、結局それを購入することにした。
タワーレコードでは奥田民生とLove Phychedelicoのニューアルバムを入手。ドライブのお供にしよう。そういえば青猫ちゃんと紺ガエルのCDチェンジャーのマガジンは同一のものだった。そのほかにはSRVをマガジンに入れる。
奥さんとともに買い物を済ませて帰宅。家に帰って、雑巾にQuick'n Bright(よく通販などで宣伝している魔法の洗剤)を付け、クッションを貼る車庫の壁と、リアウインドーを拭く。リアウインドーの内側は薄汚れていて、魔法の洗剤でもなかなか曇りが取れない。 何より後部座席に座ってウインドーを拭くには私の体がでかすぎるのと、リアのワイパーやらスピーカーやらが邪魔をしてなかなか拭きづらく、悪戦苦闘した。

そして、再びポルシェを十分暖機してから、奥さんと夕食を食べに出かける。
自宅から山手通りを経て、首都高3号線に池尻から乗り、用賀で降りて環八を走り,玉川から第三京浜経由で山下を目指す。
山下といえばもちろん中華街である。
奥さんを乗せて法定速度の2.5倍近いスピードで走るが,青猫の頃よりも恐怖感が少ないというのが家人の感想。昼にハンドルに変な振動が伝わってきたのが気になっていたが、今回は感じず。路面のせいだったとわかって一安心。

中華街ではいつも重慶飯店新館(ホリデイイン内)に行くことが多い。味もさることながら、夜中近くまで営業していること、地下に駐車場があるというポイントも評価が高い。 しかし、である。ここの駐車場はパレット式2段駐車場で、青猫はローダウンしていたのでいつもわがままを言って特等席に止めさせて貰っていたが、紺ガエルのお尻はターボボディなのではっきりいってパレット式駐車場に駐める自信はなかった。
無理して傷をつけるリスクは取らないと納車時に心に誓ったため、コストがかかるが山下公園の駐車場に駐める。

12月に「今月の特選料理」として出ていたカキのニンニク炒めがメニューになかった。12月に食べたときはおいしくて感動したので大ショックだった。カキに薄く小麦粉をまぶし、軽く揚げたあと四川風に辛い油で野菜とニンニクを一緒に炒めた、カキの甘さと唐辛子の辛さが渾然一体となったお勧めの一品である。 しかしダメもとでウエイターさんに聞いてみたら,作ってくれるとのこと。とてもラッキー。その他に3品ほど頼んだが,どれもおいしかった。

帰りはまた山下町から首都高に乗り、湾岸線をぶっ飛ばして帰った。奥さんは初めての紺ガエルとのドライブを気に入ってくれたようだった。私もぼちぼち緊張が取れてきて,車を楽しむ余裕が少し出てきた。

青猫ちゃん、今までどうもありがとう。いい人のうちに貰われていくといいのだが。そして、紺ガエル、我が家へようこそ。

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